【不動産コラム】どうする?日本の不動産|賢く売る方法

 01/17/2020

買取は損?

 

 アロハ! 田中徹也です。2020年がはじまりました、今年は日本ではオリンピックも開催され、にぎやかな一年になりそうです。それでは今回も日本の不動産売却についてのノウハウをお話しします。

 

 日本で不動産を売却する場合、一般の買主にむけて売りに出す「いわゆる売却」と、一般には売りに出さずに不動産屋さんに買い取ってもらう「買取」というものがあります。今日は、この買取について説明いたします。

 

 一般の人に売らず、不動産屋さんに買い取ってもらう場合メリットデメリットが多くあります。紙面の関係上、多くのことは語れませんので今回は大きなポイントだけに絞って説明します。まずはデメリットです。

 

【買取のデメリット】  最大のデメリットは価格です。買い取った不動産屋さんは、たいていの場合転売をおこないます。買い取った物件をリフォームして売ったりですね。そのため、どうしても買取価格は一般の人に売るより厳しくなります。

 

【買取のメリット】  買取価格が安いとはいえ、買取にも大きなメリットがあります。それは、売主の責任を持たない契約がしやすいことです。買取の場合、ほとんどが瑕疵担保なしとなります。瑕疵担保について詳しく言い出すとコラム1回分使っちゃうので、簡単に説明すると「売った後、なんかあっても売主は責任もたないよ!」とできます。  実は、これに大きなポイントがあるのです。

 

 ハワイに住みながら、相続などで受け取った不動産。正直詳しいことは分からないって人が多いです。その場合「あとから、知らなかったことが出てきて直すのにお金が掛かる」ということもあります。しかし、買取であればそのリスクを回避できるのです。

 

 実際昨年ハワイの方がお持ちの日本の物件を、私の紹介で買取で売却しました。市場価格よりも当然少し値段は下がりますが、その物件もあとになって売主さんも知らない井戸がでてきたのです。買った不動産屋さんはそれを知らなかったのですが、それを埋める費用は買い取った方の負担となり、売主はその負担をしなくてよかったのです。

 

 これが一般の買主であれば、聞いてないから埋める費用出して! となるのです。

 

 ですので、自分がほとんど理解していない日本の不動産を売るのであれば、そのリスクヘッジとして買取も検討すべきです。

 

 またあと買取はすぐに現金化できるメリットもありますよ。

 

 さて次回は「売りに出したけど反応が無いときの対応」についてお話しします。

 

 

 

田中徹也

株式会社ユービーエル 代表取締役

20年以上地元神戸で不動産仲介業務をおこなう。 全国を対象とした不動産売却のコンサルティングも行う。 ハワイ好きで、毎年ホノルルマラソンにも参加。

【メール】 t_tanaka@e-ubl.co.jp

【WEB】 https://www.e-ubl.co.jp/hj/


 

 

 

(日刊サン 2019.1.14)


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