【不動産コラム】どうする?日本の不動産|賢く売る方法

 08/06/2019

「売る」と決める前にすること  

 

アロハ! 田中徹也です。今回も「ハワイにお住いの方が日本にお持ちの不動産をどうしようかと考えたときに役立つノウハウ」をお届けします。  

 

第2回目の今回は「売ると決める前にすること」についてお話しします。相続をした日本の不動産。特に誰に貸しているわけでもなく、何もしなく置いている。そんな物件をお持ちの方は、実はかなりおられます。また、昔から持っていてそのままになっている不動産を保有されている方もいます。  

 

昔のように日本の土地神話が強く、放っておいても土地の価格が上がる時代であれば「持っておくだけで資産」でした。しかし、今のように「需要の高く、いいところ」以外は「ほぼ横ばい、もしくは下落」なのであれば、持っていて固定資産税を支払うだけでもマイナス。それは資産と言えるでしょうか?  

 

また、誰かに貸したままになっている物件。家賃は入るからいいけど、古くなってきて、リフォームするにもかけたお金の分だけ家賃を高く取れるか微妙だし、回収に時間も掛かりそう。そんな状況もあります。  

 

不動産もお金もそうですが、持っているだけではなく「活用してこそ」価値があります。ですので、ただ持っておくことは正しい判断とは言えないのです。  

 

特に相続で手にいれた不動産は「見に行ったこともない」なんて方もいて、詳しいことも分からないなんてこともあるのです。そうした物件をお持ちの場合、すべきことは「売るとすればいくらで売れるのか?」を調べることです。  

 

「え? 値段を調べるのって売るかどうかを決めてからじゃないの?」と思われるかも知れませんね。しかしよく考えてみてください。売るかどうかを考える場合、「まずいくらで売れるか」が分からないと家族との話し合いもできませんよね。ですので、まずすべきことは「いくらで売れるか」を調べることなのです。ついでに言っておくと「売るための諸費用」についても一緒に調べましょう。  

 

不動産の話をするときに、実は一番大事なことって「リアルに数字を見る」ことなんです。 それからその数字を見たうえでどうするかを考えればいいのです。売るほうがいいか? 売らないほうがいいか? 数字で分析すれば家族にも説明しやすいですよね。  

 

その数字をみて、家族の意思も固まった!じゃあ売る方向に動くか!! というときにふと考えてみましょう。「あれ? ところで権利証」って誰が持ってたっけ? どこにあるの?  

 

そう次回は、売るときに大事な大事な権利証のお話をします。

 

 


田中徹也

株式会社ユービーエル 代表取締役

20年以上地元神戸で不動産仲介業務をおこなう。 全国を対象とした不動産売却のコンサルティングも行う。 ハワイ好きで、毎年ホノルルマラソンにも参加。

【メール】 t_tanaka@e-ubl.co.jp

【WEB】 https://www.e-ubl.co.jp/hj/


 

 

(日刊サン 2019.08.06)


関連記事

関連記事はありません。



その他の記事