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【日刊サンコミュニティニュース】~若葉ネットワーク勉強会レポート~手軽にできるストレッチをマスターし、 楽しく自分でセルフケア!

 去る1月14日(火)、ホノルル市のマクア・アリィ・シニア・センターで若葉ネットワーク主催の勉強会が開かれた。2020年最初の勉強会は「自分の体は自分でケアしよう」がテーマ。人間が本来もっている自然治癒力、セルフボディケアについて学ぶもの。健康器具販売会社ファイテンUSA代表の野村俊之さんを講師に招いて行われた。会場には55名の参加者が集まり、セルフボディケアについて熱心に耳を傾けていた。

 

 

 

  野村さんは自己紹介の後、今日のテーマはセルフボディケア「みんなで楽しく自分でセルフケアをしましょう!」と身振り手振りで詳しく説明。

 

 まずは「ストレスとは」と代表的な原因を解説。仕事や家族、友達、お金などから受けるものが内的ストレス。一方、環境汚染、騒音、電磁波などから受けるものが外的ストレス、と説明。これらストレスは、概して体の電気、生体電気を乱すもの、として、体本来持つ機能が低下し、痛みや疲れ、怪我の治りが遅れるなどに影響するとのこと。

 

 対するリラックスは、体の緊張がほぐれ、精神的にもゆったりとした気分になり、体の回復が早くなる状態を指す。そのリラックス状態を作るとしたらどうすればよいか。運動や温泉に入ること、深呼吸する、笑う、質の高い睡眠をとる、自然と触れ合う、好きな人と会う、音楽を楽しむなどが効果的。リラックスした状態になれば、体本来がもつ自然治癒力や各種機能が効果的に使えるようになり、これは医学的に言えば「生体電気が整っている状態」と説明してくれた。

 人間は毎日の生活で疲労が溜まり、疲労の積み重ねによって体の痛みや疲れが取れない、などが起きてしまう。その疲労を次の日に残さないためになにがよいかというと、セルフボディケア。ちょっとしたマッサージやストレッチをすることで、体のコンディションを整えることができる。自分の体は自分で守ることが大切である、と説いた。

 

 そのあと、椅子に座りながら、また家庭で簡単にできる効果的なストレッチをいくつか披露した。

 

①首や肩回りに効果的なストレッチ。片方の手を体に沿って伸ばして上げ、反対の手で伸ばしたわきの下をつまむ。このストレッチではリンパの流れがよくなり、腕が上がるようになり、方の周りが楽に。そして目の疲れにも効果があるという。

 

 

 

 

②椅子にいちばん楽な姿勢で座る。多くの方が背中が丸い猫背の状態になっている(写真左)。次に、両手のひらを肩の前で開き、ひじを後ろに引くイメージをもつ。これが肩甲骨八の字、というストレッチ。これをやることによって、姿勢がよくなり、体のバランスが整うという。

 

 

 

 

③肩甲骨ドア伸ばしという方法は、ドアに正対して立つ。両足を肩幅に開き、腕を伸ばし腰を曲げ、ドアノブを両手でつかむ。そのつかんだドアノブを息を吐きながらひっぱる。姿勢がよくなり、疲れにくくなり、体のバランスも整うというもの。

 

 

 

 これら、さまざまなストレッチは、プロのスポーツ選手も実践中。というのも、野村俊之さんはアメリカ大リーガーやプロアスリート、タレントのケアを手掛けるアスレチックトレーナーで、マラソンの高橋尚子選手のチームQにも参加していたからだ。

 

 

 

 このように、若葉ネットワークの勉強会は毎月特別講師を招き、定期的に開催している。次回は2月11日(火)。テーマは「知っておきたい血液検査の読み方」として、ファミリーナースプラクティショナーである中村誠一さんをお招きする予定。

 

お問い合わせは若葉ネットワーク808-352-2631まで、日本語で。

www.wakabanetwork.org (取材・文 鶴丸貴敏)

 

(日刊サン 2020.1.28)

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