日系人3人を含む計4人がハワイの人間州宝に表彰

 01/26/2019

今年のハワイの人間‘州宝’(Living Treasure of Hawaii)に4人が選ばれた。4人は、2月9日の第44回ハワイ人間州宝表彰式で表彰される。「ハワイ人間州宝」プログラムは、優れた業績を上げ、社会に多大な貢献を続けている人々を称えるためのもので、1976年にホンパ・ホンガンジ・ミッションによって設立された。

 

4人のプロフィールは下記である。

ジョン・M・ハラ : 環境建築の先駆者

40年以上にわたり、文化的要素を取り入れた環境にやさしい65以上の公共建築物を設計してきた。同氏が設計した建物には、ホノルル美術館、ハワイ大学マノア校とウェスト・オアフ校、主要な私立校、等である。1974年以来同氏が設計した建物は、55以上の「エクセレンス・イン・アーキテクチャー」賞と他のデザイン業界賞を受賞している。

プナホウ・キャンパスにあるケース・ミドル・スクールは、ハワイで最初の「グリーン」プロジェクトに認定され、リーダーシップ・イン・エネルギー・アンド・エンバイロンメント・デザイン(LEED)のゴールド認定を獲得した。2006年には、建築家として初めて、ハワイ州文化芸術財団から文化、芸術、そして人文科学における優れた業績を讃える州知事賞を受賞した。

 

アール・カワ・ア : ハワイ文化の実践者

モロカイ島ハラワで生まれ育ち、ハワイの文化を実践し、ハワイ文化における家族の力と絆の強さを長年教えてきた。また、社会福祉に貢献し、地域社会のまとめ役と仲裁役を務め、ホ・オポノポノ(ハワイに伝わる伝統的なセルフ・クリーニング(心を浄化する)法、紛争解決法)の名手でもある。カメハメハ・スクールのカリキュラム専門家で、いくつかの非営利ハワイアン団体のボランティアでもある。国際的には、ハワイの若手リーダーと鳥取県の大山市との間の文化・経済交換プログラムの精神的指導者となった。

 

ガートルード・ユキエ・ツツミ : 日本の古典舞踊家

8歳の時から50年以上にわたり、17世紀に歌舞伎と能から発展した日本舞踊の永続に献身してきた。1953年にオノエ・キクノブの「名取」となり、9年後にはホノルルにキクノブ・ダンス・カンパニーを設立した。日本舞踊と人生の基礎となる自信と仲間意識を築くことの重要性を訴えている。2014年に引退するまで、州教育局とUHマノア校を通じ古典舞踊を教えていた。全米及びハワイで、自身の舞踊学校を主宰している。2015年に、全米芸術基金の最も権威のある名誉賞である国家遺産フェローシップを授与された。

 

ジェームズ・‘ジミー’・ヤギ : 伝説のコーチ

60年間バスケットボールを教え、数々の賞を授与されている。最大の功績はコーチした選手の資質を最大限引き出したことである。UHヒロ校で18年間ヘッドコーチを務めた最初の日系アメリカ人で、男子チームのヴァルカンズを3度地区チャンピョンにし、3度NAIA選手権に導いた。NAIAの第2ディストリクトのコーチ・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、UHヒロ校のアスレチック殿堂入りしている。彼の最大の遺産は、40年以上にわたりハワイ州でユース・バスケットボール・キャンプを開催し、公正にプレイし、相手を尊敬することの大切さを教えたことである。

 

(日刊サン 2019.01.26)


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