ワイキキ・ビーチ消滅防止に 1千3百万ドル

 06/22/2019

ハワイのシンボルであるワイキキ・ビーチとその砂浜を守ってきたのが、1927年頃に建造されたロイヤル・ハワイアンの防砂提や他の海岸突堤などである。 これらを補強・代替する新しい防砂提等の建設計画が、州議会で可決され、ワイキキ・シェラトンとロイヤル・ハワイアン・ホテルの間のロイヤル・ハワイアン防砂提建設、クヒオ・ビーチの新しい防砂提建設、他の4つの計画から成るワイキキ・ビーチ総合計画、のための1千3百万ドルの予算が承認された。

 

ワイキキ・ビーチは、1930年代の大規模な砂の投入によって生まれた人工ビーチで、そのインフラは老朽化し、慢性的に侵食に侵されている。それに対処し、気候変動と海面上昇に備える準備が不可欠となっている。 ワイキキ・ビーチはハワイ経済に多大の貢献をしており、ハワイを訪れる年間約1千万人の約60%が同ビーチを訪れ、その支出額は州全体の訪問者年間支出額178億ドルの約46%を占める。 2015年に認可・設立されたワイキキ・ビーチ特別改善地区協会は、カパフル通り、アラワイ運河、アラワイ小型ボート・ハーバーに囲まれた特別税地区の企業から100万ドルの特別税(2019年)を徴収し、ワイキキの企業からの寄付を募り、クヒオとロイヤル・ハワイアンの防砂提建設費用の半分を供出し、ワイキキ・ビーチ総合計画の費用の約300万ドルを拠出する予定である。

 

州土地・天然資源局(DLNR) 保全・沿岸部のサム・レモ氏によると、工事は、今年の夏の終わりか秋の初めに、まずクヒオ・ビーチの防砂提から開始される。1個2.5トンの重さの土のうを敷設し、95フィートの防砂提が作られる。ロイヤル・ハワイアン防砂提の建設は、2020年の1-3月に開始され、T字型の頭の形の180フィートの長さの防砂提が建設される予定である。 また、今後2年以内に環境影響評価が行われ、3つの重点地区−クヒオ・ビーチと、ロイヤル・ハワイアンおよびハレクラニの両ホテルに面した2つのビーチ−において、4つほどのプロジェクトが特定・決定される。

 

 

(日刊サン 2019.06.22)


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