ワイキキに公園計画

 05/04/2019

ホノルル市は2003年、アロハ・ドライブとシーサイド通りの角の市所有地に公園を建設する計画を発表したが、今も建設は始まっていない。

 

この公園計画・建設法案が、16年経った今年の4月24日の市議会で可決され、ホノルル市とホノルル・ロータリー・クラブの官民パートナーシップで公園建設が前進すると思われた。しかし、市議会は、反対意見を聞いた後、市公園員会にその法案の審議を任せた。同委員会はホノルル・ハレで4月30日午前9時に公聴会を開催する。

 

暫定市議会議員のマイク・フォームビー氏は、公聴会の目的は、しっかりした方向性を明確にし、必要があれば妥協を見い出すことだ、と述べ、同プロジェクトの推進を支持している。 市が16年前に公園の建設を約束してから、確かに長い時間が経過した。

 

コミュニティ活動家の故スウィット氏は1998年、この敷地に高層シニア・ケア施設を建設することに反対し、代わりに孫が遊べる公園を建設しようとし700名の署名を集めた。市が2003年にこの3万3千平方フィートの敷地を257万ドルで購入し、待望の公園を建設すると約束した時には、同氏と支持者は大歓迎した。

 

しかし、市が公園用地をワイキキ地区の複数の改善計画の仮バックヤードに変換すると決定した時点で全てが止まった。市は、この敷地を買う資金は拠出できたが、公園建設の資金は確保できなかったのである。 2011年にスウェット氏が亡くなった後、ワイキキ近隣委員会のボブ・フィンリー委員長、州下院議員トム・ブロワー氏らが、計画実現のための本格的な活動を開始した。それに呼応し、コールドウェル市長は、公園の建設計画の検討を開始した。

 

市長は、ホノルル・ロータリー・クラブとの官民提携を推進し、ロータリー・クラブは57万ドルを集めた。この公園は「センテニアル・パーク」と呼ばれ、市議会が同法案を可決すれば、市の公共事業予算から150万ドル以上が拠出される。

 

センテニアル・パーク委員会委員長でロータリー・クラブのメンバーであるロブ・ヘール氏は、「コストの上昇を吸収し、ハワイ電力の変電設備とワイキキ交通管理協会の交通調整地域を併設するために、設計変更を行ったが、これに対するフィードバックはおおむね肯定的である」と語った。

 

ハワイ電力は、マリーン・サーフ・ワイキキの変電設備が老朽化したため、この公園の一部に変電設備を移設することをロータリー・クラブに要請しており、4月30日の公聴会に出席し住民の質問に答える。同社は10万ドルを寄付することに合意している。 また、ワイキキ交通管理協会も、この公園の後方隣接地に交通調整地域を設ける計画である。

 

(日刊サン 2019.05.04)


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