ユナイテッド航空、 州の空港に2億ドル投資計画

 09/17/2018

今年の夏の始め頃、ユナイテッド航空のオスカー・ムノズCEOは、燃料価格高騰の為運賃が値上げされる可能性があると語った。また、ハワイに乗り入れている航空会社でNo.1の同社は、ハワイは「需要の多いレジャー市場」であるとして、2027年までにハワイの空港の改良に2億ドルを投資する予定。 同氏は8月にハワイを訪れ、イゲ知事や観光局幹部、同航空会社員1,400名と会い、より良いカスタマーサービスを目指すために空港設備近代化に2億ドルを投資する計画だと発表した。また、州の空港インフラ整備をスムーズに行うために空港公団の設立を支持すると述べた。 「ハワイを訪れる何百万人もの観光客にとってのハワイの顔である空港を、より速くより良く近代化することに全面協力したい。それは絶対に必要なことだ。ハワイの空港は老朽化している」と同氏は語り、2018年末までにハワイと本土の航路を開設するサウスウエスト航空との競争については心配していないと述べた。 ハワイ観光局によると、70年間ハワイ航路を運営してきたユナイテッド航空は、2017年から2018年までにハワイの各島への11の航路と363,522の座席数を新設し、今年の同社のハワイ事業は、11,985便、263万席に拡張した。 同航空のメインランド/ハワイの便は、接続を容易にするために、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、デンバー、ニューヨーク、ヒューストン、ワシントンの7つの国内拠点空港を経由している。

 

ハワイの各島への便の増強は、当初需要の増加の恩恵を受けたが、ハワイ島でのキラウエア噴火と他の航空会社の増便によりわずかにマイナスの影響を受けた。 「もう少し多く期待はしていたが、うまく行っていると考えている。外部要因が影響し少し軟化はしているが、業績はあまり変わっていない」と同氏は述べた。 ユナイテッド航空は、他の航空会社のハワイでの事業拡大にも拘わらず、ハワイにおけるNo.1エアラインの地位を保っている。2017年に新しいサービスを導入した競合他社は、ハワイアン航空、エア・アジアX、スクート、日本航空、バージン・アメリカである。ハワイ観光局によると、2018年と2019年には、ユナイテッド以外にエア・カナダ、サン・カントリー航空、サウスウエスト航空、ウエスト・ジェットが新しいサービスを展開する予定である。 ムノズ氏によると、ユナイテッドは深夜にメインランドを出発して朝ハワイに到着するように、スケジューリングを変更する予定である。2月にハブ空港のデンバーで大規模なスケジュール変更を開始し、ハワイ便への接続時間を短縮する計画である。 同社は、空港公団設立の法制化と表面化したハワイ観光局の経営陣交代の動きを注視している。観光局の社長兼CEOのジョージ・シゲッティ氏は、6月に理事会で解任され10月31日に退任する予定で、第2位と3位のポジションも春以降空席のままである。 ムノズ氏は、「観光局の経営陣問題が解決することは重要である」と述べた。 しかし、ユナイテッド航空は州運輸局と協力し、ホノルル国際空港に新しいダイヤモンドヘッド・コンコースを建設する計画を進めており、同航空会社を含むハワイ航空委員会は、州運輸局空港部と協力し、この計画の設計と建設を担う開発業者を選考する。 ユナイテッドによると、この選考は今秋に始まり、来年までに完了する予定である。また、今後2〜3年の間に州と主要コンサルタントと協力し、建設開始前に必要とされる環境影響報告書を用意する。

 

(日刊サン 2018.09.15)


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