オアフ島で「ラピッド・オヒア・デス」病

 11/30/2019

 州森林・野生動物局は11月14日、約2万エーカーのオアフ島森林の空中調査により、オアフ島での4番目の「ラピッド・オヒア・デス」(真菌により起こされる「オヒア急死病」)の例(41本の木が特定された)が発見されたと発表した。同病は、ハワイ島で数百万本のオヒアの木を枯れ死させている。

 

 同局の保護監督官ロブ・ハウフ氏は、「幸いなことに、最近確認された木は、ラピッド・オヒア・デスの原因となる2つの真菌のうち弱い方の菌(セラトシスティス・フリオヒア)に感染していた」と述べた。

 

 この菌に感染するとオヒアの木は数ヶ月から数年で枯れるが、強い菌(セラトシスティス・ルコヒア)に感染すると数週間以内に枯れ死してしまう。この強い菌がハワイ島で枯れ死した木の80%から見つかっている。より強い菌は、カウアイ島では確認されているが、オアフ島とマウイ島ではまだ確認されていない。

 

 オアフ島で同病が最初に発見されたのは、7月31日パール・シティのコオラウ山脈の遠隔地にあるカメハメハ・スクールの敷地内であった。次に、ウィンドワード・オアフの住宅地で2件が確認された。

 

 今回確認されたのは、前回同病が確認されたワイアナの近隣のホノルル分水流域森林保護区である。調査員は、感染した枝を切り取り、感染を防ぐために切株にシーラントを塗布し、疑わしい40本以上の木からテスト用のサンプルを切り取った。地形が険しく、感染していると思われる木は広く分布しているため、この地域全体の調査には数カ月がかかる見込み。

 

 赤い花で有名なオヒア・レフアは、オアフ島では、コオラウとワイアナエ山脈の約5万エーカーに広がっており、帯水層を活性化させ、絶滅危惧種に住処を提供している。

 

(日刊サン 2019.11.23)


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