お子さんがハワイの学校に通っている、自身がロミロミなどの資格取得をめざしている…小中学校から大学、専門学校と、ハワイの教育機関は実に多彩。日刊サンではバイリンガル教育をはじめとする、“学び”の特集をしています。

　現在、ハワイ州のチャータースクールを含むすべての公立学校は4月30日までを学校閉鎖としている。そのため、自宅待機を余儀なくされている児童のために、新しいカリキュラムの作成が行われている。

　ハワイ州教育局のクリスティーン・キシモト局長は声明で、「ハワイ州教育省（HIDOE）は、ハワイ保健省（DOH）と緊密に協力し、生徒、教師、保護者、スタッフ向けのCOVID-19（新型コロナウィルス）をガイダンスを随時作成しています。学校からの詳細な連絡は、つねに保護者に通知されるよう計画しています。以下のCOVID-19に関する教育局の情報を参照し、変更が行われた際の、具体的な手順を確認してください」

詳しくはこちら

公立の小中高校は 4月30日まで学校を閉鎖

　ハワイ州教育省の従業員は3月19日に遠隔勤務を開始。本来3月23日に新学期がスタートする予定であった公立高校、中学、小学校の多くは4月30日まで学校を閉鎖。また、その後の予定も随時変更となることがあるとし、上記のHIDOEサイト、学校からの連絡を確認するよう要請しています。

州内約1万人の高校卒業予定者の 卒業条件修正を検討中

　現在ハワイ州で高校に通う生徒のうち、卒業証書を受け取る予定は約1万人。それが、このままでは新型コロナウィルスの感染拡大防止の影響を受けて行っている学級閉鎖に伴い、出席日数不足などにより、卒業が認められなくなる可能性がある。 現在、ハワイ州教育局は、教育委員会に対し要綱の変更を求めており、2020年のクラスの理事会方針102-15に基づき要綱の変更を検討している。

オアフ島チャイルドケアの営業状況はこちらで確認できる（3月30日現在）

　自宅待機中の現在ですが、自宅での勤務ができない方に朗報。オアフ島内のチャイルドケアを含むNPOの最新状況が随時更新されています。

List of Grab-and-Go Meal School Sites

ハワイ州の公立の小学校中学高校の閉鎖期間中、オアフ島ならびにハワイ島の38の小中高校において、18歳以下の児童に対し、朝食と昼食の支給を行っている。大人が受け取る場合は子どもを連れていく必要があります。カフェテリア内ではなく、学校内の指定エリアでの支給を行います。これはハワイ州教育省と米国農務省ならびに、ハワイ児童栄養プログラムに基づくメニュー。開始からの1週間で朝食1万6千食、昼食3万食以上が提供された。

【朝食の提供時間】　午前7時30分〜午前8時

※食品の安全を考慮し午前10時までに食べ終える必要があります。

【昼食の提供時間】　午前11時30分～昼の12時

※食品の安全を考慮し午後2時までに食べ終える必要があります。

すべての食事は容器に入れられ、カフェテリア以外の場所で提供されます。

【Honolulu District】

・Kaimuki High ・McKinley High ・Sanford B. Dole Middle School ・Farrington High

【Central Oahu District】

・Leilehua High ・Makalapa Elementary ・Waialua High & Intermediate ・Kaala Elementary ・Kipapa Elementary

【Windward Oahu District】 ・Kahaluu Elementary ・Kahuku High & Intermediate ・King Intermediate

・Waimanalo Elementary 　& Intermediate ・Kailua Elementary ・Hauula Elementary

【Leeward Oahu District】 ・August Ahrens Elementary ・Campbell High ・Kapolei High School ・Maili Elementary

・Nanaikapono Elementary ・Nanakuli High & Intermediate ・Waianae Intermediate ・Waianae High

・Waipahu Elementary ・Makaha Elementary ・Barbers Point Elementary ・Ewa Beach Elementary ・Honowai Elementary

（日刊サン 2020.4.4）