ハワイの教育コラム|イゲット千恵子の子供をビジネス脳にする vol.5

 03/29/2019

イゲット千恵子

ハワイの教育コラム|イゲット千恵子の子供をビジネス脳にする

Vol.5 ビジネス思考をはぐくむキッズ教育

 

現在、子ども達にグローバルビジネス思考を教えるCEOキッズアカデミーを開催するために東京に滞在しています。春休み中の子ども達が全国各地から参加しています。

 

学校の授業が簡単すぎてつまらない子、将来が不安だと思っている子、学校に行きたくない子、東大を目指している子、医者になりたい子、美容師になりたい子、中には、銀行強盗や詐欺師になりたい子まで。

 

ほぼ全員の子ども達が、親に勝手に連れてこられた感じで、「何やるんだよ~」という面持ちで初日を受講するのですが、1時間もしないうちに、「ここは、学校と違う」と感じとるのか、「なんか楽しい」という表情に変わってきます。

 

それはそうです。学校の勉強と違って、なんでも思っていることを話していいし、どんな意見を発言しても、決して否定しません。全て、年の功と経験値で私がそれを上回るアイデアを被せて、その意見をもっと良い方向に発展させるアドバイスをしていきます。

 

例えば、銀行強盗をどうやってやるかをずっーと話している子どもとこんなやり取りがありました。

千:「まず、銀行も今はお金を持ってないから、やってもそんなにキャッシュがないから盗めないし、自分でやると捕まりやすいよ」

子:「じゃあ、ハッカーになればいいのか~」

千:「それもいいけど、君は天才だから、犯罪専門の脚本家になって、映画とか作ったら、何回も強盗できて楽しいと思うけど、どう?」

子:「でも、1億円盗んだ方が、お金が入るから」

千:「あら、ハリウッド映画だったら、もっと入るわよ。その映画が世界で売れたら、本も売れるし、グッズも売れるし、たった1億で捕まって、刑務所で臭いご飯を何年も食べるより良くない?」

 

すると、元々、頭の良い子なので、単純にあっそうか~という顔に変わりました。

 

ビジネス思考とは、問題の上をいく、より良いアイデアを考えることであり、「Help People + Make Money =Business」なのです。自分が思う“社会の不満や問題”を自分で切り開くことの出来る力を身につけ、人の役に立つことをモチベーションとし、幸せを感じていける人こそ、ビ

ジネスでも成功していくことができるのです。

 

「成功している人が幸せ」なのではなく、「幸せだから成功しているのだ」という、誰でも幸せになることができ、誰にでも成功するチャンスはあるのだということをビジネス思考を通して子ども達に伝えています。

 

著者プロフィール:イゲット千恵子

オアフ在住、日米で会社経営&作家。2017年に「経営者を育てるハワイの親、労働者を育てる日本の親」を出版し、日米の教育の違いによるビジネスパーソンの仕上がりの違いを書いた本が話題となる。日米での事業は、グリーンスパハワイ、通販事業、スクール、教育事業、ハワイ教育移住、執筆、講演、セミナーなど、詳しくは、WEBサイト chiekoegged.com


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