ハワイの教育コラム|Mindfulness in Education vol. 13

 08/02/2019

ハワイの教育コラム|ハワイから心と心が通じる教育を発信する

Mindfulness in education

 

Vol.13 命について

 

先日、マジックアイランドでアメリカのがん協会が主催する“RELAY FOR LIFE”というイベントに行ってきました。友人がこのイベントでボランティアをしているのを聞き、去年から私もボランティアとして参加しています。

 

このイベントには、がん闘病中の患者さん、がんを克服して元気に生活している方、がんで親族を亡くされた方、闘病中の家族がいる方、介護従事者など皆が“がんサバイバー”として一緒にマーチやゲーム、ダンスをしたり、食事や、暗くなった夜空の下で提灯を作り、ライトアップさせて命の光を灯し、大切な人を想ったり、お祈りをする時間を持ちます。

 

私は、愛用しているエッセンシャルオイルのチームと一緒に社会貢献としてハンドマッサージをさせて頂いています。手を優しくとり、向かい合って、今の体や心の状況を聞き、必要なオイルをセレクトし、ゆっくり話しながらマッサージしていきます。

 

15年は再発していないものの、これまでに3回もガンと闘ってきたと話されるがんサバイバーの方に、貴重なお話を伺いました。 食事とエクササイズ、ポジティブな思考で日々生活することが一番の療法で、健康生活の鍵だと話されていました。

 

がんサバイバーとなってから、動物性のものを食べることを極力控え、たくさんの新鮮な野菜を食べ、自炊を心がけているそうです。毎日ウオーキングをし、今では毎年ホノルルマラソンに出場し、9時間かけて完走(歩)しているとのこと。海辺やダイヤモンヘッドの美しい景色の中で体を動かし、今ある健康、生活に感謝しているそうです。

 

また、別の方は、現在抗がん剤治療を受けている方でした。目を見てお話をしていて、どの方も目が澄んでいてキラキラしていて、生命の光を感じました。

 

私は約9年前に最愛の夫をガンで亡くしました。身近な親族や友人を亡くされた経験をお持ちの読者の方もたくさんいらっしゃると思います。「命はかけがえのないもの」と知っていても日々の生活や忙しさで心に余裕をなくし、大切な家族や友人と心と心でコミュニケーションが取れなくなってきているということはありませんか?

 

子育て、教育のシーンでも、大切な命について話す機会を作ることは大切なことです。日々の学校生活や進学、行事、お友達の話題だけでなく、体や生命のことを話す時間をもちましょう。

 

改まって話すのではなく、例えば、寝る前の時間だったり、映画を一緒に観た感想を話し合ったりする時間もよいでしょう。子どもだけでなく、夫婦や家族、友人とでも同じです。

 

今は、『ライオンキング実写版』が上映されていますが、“Circle of Life(命の循環・巡る命)”が映画のキーワードとしてストーリーが構成され、主題歌にもなっています。是非大切な人と観に行ってください。日々感動のある生活を。

 

See you next time!

 

 


Kayoko Perkins

ハワイ在住12年。英語とヨガに情熱を注ぐ小学校四年生の娘の母。ワイキキにある語学学校ハワイパームスイングリッシュスクールでスクール業務全般に携わる傍ら英語、ヨガウェルネスクラスも指導。ヨガインストラクターとして、ハワイでのホテル、イベント、ヒーリングヨガセッションなどで活躍する。また、ハワイの公立小学校でも、日本語、キッズヨガを教えている。

www.HealingYogaHawaii.com

www.HawaiiRyugaku.jp


 

 

 

(日刊サン 2019.08.02)


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