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デジタル版・新聞

インタビュー

シンガーソングライター MINMI さん

今ではプレママのバイブルになってる本「キセキ」

最初は自分の出産の経験を、絵をつけて分かりやすくお友達に教えてあげようと思 って書いたんです。それが後になって、絵日記みたいな形で出版したのが「キセキ~To MAMA, PAPA & BABY~」です。

 

私自身 も一人目のときは、出産前から不安でとっても怖くって、陣痛が始まったら痛みでパ ニックになりそうで。いろんな出産本にはリ ラックスしたほうがいいって書いてはあるんだけど、いったいどうやってこの恐怖や痛みの中リラックスしたらいいのかがさっぱり分からなかったんです。でもその時に思い出したのが、お腹の中の赤ちゃんに話しかけると、赤ちゃんにはちゃんと通じるって言うもので、藁をも掴む思いでそれを試したのが始まりだったんです。

 

赤ちゃんに話しかけていたら、それが全部赤ちゃんに通じているんじゃないかって思うくらい痛みの質が変わって、ペースがすごくゆっくりにな って落ちついてきたんです。私の声を間き取ってる赤ちゃんを感じたら、自分だけの 世界で、自分だけが痛いって思ってたことが違うって思いはじめたんです。そこからすごく気持ちのスタンスが変わって、緊張も徐々にほぐれてきて、できるだけこの子が安心して出てこれるように、私自身もリラックスできる言葉をかけてあげました。

 

その時思ったのが、赤ちゃんは自然にでてくるんじゃなくて、ちゃんと勇気と意思を持って出てくるんだって、でもママが痛がるようなことは絶対にしないって。もし赤ちゃんが、前に進みたいけどママが痛いなら進まない って思ってるんだったら、そんなことないよ って、ちゃんと伝えてあげなきゃいけないって思ったんです。

 

「ママは大丈夫だよー、大丈夫だよ」、 「ゆっくりでいいよー」、「おちついてねー」って。そんな風に赤ちゃんに声をかけていたら、お産がスムーズに進んで、病院の先生からも 「一人目のお母さんじゃないみたいにお産が上手ですね」つて言ってもらえました。

 

 

もっと多くの人に読んでもらいたい

自分自身も出産を経験するまでは、陣痛の痛みが一人で耐えられるかどうかって不 安に思ってました。でも出産って言うのは 一人でするものじゃなくって、お母さんと赤ちゃんとのドラマがあって、二人で一緒に乗り越えるものなんだってことを忘れてしまってるような気がするんです。

 

どうしても陣痛の痛みに焦点が当たってしまいがちなんだけど、出産って言うのは、赤ちゃんも意思を持って一生懸命生まれて来ようとしているんだろうし、その赤ちゃんが何を考えて、何を感じてるかをお母さんが理解してあげて、二人で一緒にがんばることなんだ って思うんです。なのでたとえ帝玉切開になったとしても、二人でがんばるってことは変わらないと思うんです。

 

できればここアメリカでもキセキ本を出版して、出産って言うのはただ痛いだけじゃなくて、ママと赤ちゃんの心と体がつながつてる最後の日なんだ ってことや、出産を週して赤ちゃんと一体になる喜びをたくさんの人に知ってもらいたいです。

 

 

3人目は自宅出産

今回は助産師さんに来ていただいて、自宅出産することになりました。もちろん自然分娩です。元々はNYで出産をしようと思っていましたが、7月にリリースされる「ラララ ~愛のうた~」のミュージックビデオの撮影をするためにハワイに来て、大きなお腹を抱えて何度も飛行機に乗るのも大変なので、そのまま大好きなハワイで出産することにしたんです。

 

今ここハワイで生活を始めてみて、時間にも心にもゆとりができたってこともあって、毎日のようにハワイの生活のことをプログに書いてます。すっこくた<さんのプレママから質問や出産に対して不安があるっていう内容のコメントをいただくんですが、お互い妊婦同士だから分かり合えることとかがた<さんあるし、それに今だからこそ答えられることとかもあって、妊婦同士お互いに励ましあったりアドバイスできたらいいっなて思ってます。

 

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