サンライズレストランオーナー 玉寄朝勝さん

 05/25/2012

新しい顧客をつかむ

最初は以前の知り合いがどんどん来てくれて、よかったんです。でも、それまでは高級なところで寿司屋をやっていたから、客層が店と合わないんです。 「自分で来るのはいいけど、お客さんの接待はできないなあ」と言われてしまう。

 

そこで、当初はウニとか高級なものを入れていたけれど、それをぐ っと落として、安く食べてもらえるものにしました。

 

その頃、昔、寿司をやっていた時に食べに来たカメラマンが財布を忘れて寿司代金を払えなくなった際に私が立替えてあげたことがあって、そのカメラマンが店に来てくれて、写真を撮って、日本の雑誌に載せてくれたんです。

 

それをきっかけに、いろんな雑誌に取り上げてもらうようになって、日本からもお客さんが来てくれるようになりました。あとは、沖縄からの留学生たちも来るようになりました。

 

沖縄そばを食べて、ハワイ大学や英語学校の学生たちの溜まり場にもなっています。故郷が懐かしいのか、沖縄にいるときは好きではなかったゴーヤを、ハワイで食べ始めた学生もいます。

 

私も自分の子ども達のように接して、説教したり、片付けをさせたりもしています。今回沖縄に帰った時には、その子ども達が、ハワイのお父さんが来たと言って、内緒でパーティをしてくれた。その中の1 人は、沖縄観光局に入って、アバクロンビー知事が沖縄に行った時の、通訳をしていました。嬉しかったです。

 

 

お客さんが始めてくれたゴルフ大会

店をオープンした当初は食器が足りなくて、困っていたんです。そこにハワイカイ・ゴルフコースのオーナーが食べに来てくれて、たまたま別のお客さんとオー プンしたばかりで食器がなくてという話をしていたのを聞いて、 「食器をあげるからとりに来なさい」と言ってくれたんです。

 

ハワイカイで寿 司屋を開けようと準備したけれど中止にな ったので、置いてあるからと。それでも行かなかったんですが、次の時に「何で来ないの?」と聞かれて、 「本当にいいんですか?」「みんな持って行け」となったんです。

 

結構沢山の食器を貰って来ました。そして、お客さんに、どうお礼をしたらいいかわからないと話したら、「あんたの名前で、サンライズ・ ゴルフ ・ トーナメントをやろう、30人集めるから」と言ってくれて、私はゴルフを全然知らないのに、ハワイカイでトーナメントをや ってくれたんです。

 

いつも周りの人が幹事をしてくれて、人も集めてくれて。このゴルフ大会は、今はもうやめて、仲間だけでやるようになっています。

 

 

サンライズを通して広がるオハナの輪

朋子

ハワイシニアライフ協会にサンライ ズの会というのもあります。私の父が協会のチャーターメンバーで、その会でお友達になった人達とここでよく飲んでいました。 「ここで一緒に飲みましょう」という話からスタートしたんです。

 

だんだん人数が増えてきて、店の中に納まりきれなくなってしま ぃ、毎月 1 回日曜日に貸し切りでやりましょうということで続いています。ウクレレあり、フラあり、ギターありで、メニューはおまかせで1人25ドルでやっています。 この会は随分長く続いていて、もう30回を超えています。

 

皆さん素晴らしい方達で、 KZOOのうちのコマーシャルも、サンライズの会の人達の声が入っているんですよ。しかも、サンライズの会の前には打ち合わせの飲み会があって、その後には反省会もあ って、ちゃんとプログラムも作って来られるんです。

 

毎回お題もあって、今年一番楽しか ったことなどを、紹介しあったりして、私たちは皆さんが楽しそうなのを見るのが楽しいし、聞いているのも楽しいです。

 

 

朝勝

子どもの時はひとりぼっちだったのが、店をやるようになってから人の輪が広 がつて、うちはお客さんというよりもファミ リーなんです。同じくらいの年の人が来たら兄弟、お年寄りの人が来たらお母さん、若い子は子どもだと思って接しています。

 

うちはお客さまの数はそれほど沢山いないんですよ。少ないけれど、何度も来てくれるので、多くみえるんです。一度来ると病みっきになって、何度も来てくれるんです。「つい足が向いちゃうんだ」というお客さんもいますし、毎週決まった日の同じ時間に来てくれるお客さんもいます。

 

メニューはいつもすベてあるわけではない。その日にあるものを出しています。性格がいいかげんだから、忘れちゃうこともある。ちょっと三線弾いてたら、いつの間にか時間が経っていて、気がつくと 「間に合わない」となっちゃうこともあります。

 

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