次回はメジャー初勝利なるか?マリナーズの菊池投手

 04/20/2019

イチロー選手の現役引退の話題で持ち切りだった東京ドームでの開幕戦でメジャーデビューを果たしのは、今季からシアトル・マリナーズへ加入した左腕の菊池雄星投手。

 

オークランド・アスレチックスとの第2戦目の先発登板を任され、5回2/3を投げ、4安打2失点(自責点1)と好投。1点差リードで降板しましたが、チームは一時逆転され、延長戦の末に勝利したため、菊池投手に勝敗は付きませんでした。

 

メジャーデビュー戦の試合最中、一旦8回の守備に就いたイチロー選手が監督の合図でベンチへ戻ると、チームメイトやコーチ陣ひとりひとりとハグ。そのイチロー選手に激励の声をかけられた菊池投手は号泣。

 

自身のメジャーデビュー戦が偉大な日本人メジャーリーガー最後の試合と重なり、一生の思い出となったはずです。メジャー初白星は逃したものの、防御率1.93の好結果を出しており、大選手の引退と重ならなければ、日本中の注目を独占していたたはずだけに、ちょっと気の毒な気もしました。

 

チームストアでは菊池投手の背番号18のTシャツも販売中

 

待望のメジャー初勝利は今週末にも?

菊池投手はこれまで5試合に先発登板し、0勝1敗で、まだ勝ち星を手にできていません(4月17日現在)。先発登板2度目となった3月29日のボストン・レッドソックス戦と、4度目となった4月10日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦は、いずれも勝ち投手の権利を得て降板した後に、救援陣が打たれて勝敗付かず。

 

3度目となった4月5日のシカゴ・ホワイトソックス戦は、5回を投げ切って降板した時点で2点リードされていましたが、チームが6回に一時勝ち越した後に逆転負けを喫したため、これまた勝敗付かずとなりました。

 

2回連続の中4日での登板となった4月15日のクリーブランド・インディアンス戦では、相手先発トレバー・バウアーの前に打線の援護が得られず、初黒星。3月31日に父の雄治さんが他界した後も、日本へ一時帰国せずに勝利を目指してきているだけに、次回登板となる20日、アナハイムでのエンゼルス戦では初勝利を期待したいものです。

 

サービス監督はメジャーデビューシーズンを通して健康に終えるよう、次回か次々回の登板は短いイニングになるかもしれないと話していましたが、先発4番手のウェイド・ルブランが負傷者リスト入りし、先発投手陣が手薄となったため、次回も菊池投手にはできるだけ長いイニングを投げさせる意向のようです。

 

菊池投手が加入した今季から、マリナーズの本拠地Tモバイルパークでは「イチロール」に加え、「ユーセイ・ボウル」を販売しています。ポケボウルの具をスパイシー・ツナとロミ・サーモンにしたものです。

 

Tモバイルパークのユーセイ・ボウル

 

ホットドッグやハンバーガーが主流の球場でお寿司が食べられるのは嬉しい限り。Tモバイルパークにはディン・タイ・ファンもあり、小籠包は置いてないものの、ワンタンスープや豚マンを食べながら観戦可能。

 

熱いものしか扱っていないせいか、ディン・タイ・ファンで買うと取っ手のついた紙袋に入れてくれるため、持ち運びに便利です。球場外壁にはチームの主力選手の一人として菊池投手の特大写真も貼られています。

 

 

5月には高校時代の後輩との対決も?

エンゼルスの大谷翔平選手は、菊池投手にとって花巻東高校の後輩にあたります。昨年10月に右ひじの靭帯再建手術を受けた大谷選手は現在リハビリ中。回復は順調な様子で、打撃練習もマシン相手から投手相手へと移行し、5月上旬には打者復帰するのではないかとみられています。

 

チームが遠征中はアナハイムに残って練習しているため、4月1日からのシアトル2連戦には同行しなかったのですが、18日からのアナハイムでのマリナーズ4連戦では試合前に先輩の菊池投手と会って話す機会があるはずです。

 

ア・リーグ西地区に所属するマリナーズとエンゼルスは対戦回数が多く、5月以降も13試合が予定。5月30日からのシアトル3連戦ではついに投手・菊池、打者・大谷の夢の対決が見られるかもしれません。

 

 

予想外に絶好調のマリナーズに陰り

昨季終了後のオフシーズンに二塁手ロビンソン・カノ、遊撃手ジーン・セグラ、抑え右腕エドウィン・ディアス、先発左腕ジェームス・パクストン、指名打者ネルソン・クルーズなど主力選手を大量放出したマリナーズは、4月17日現在、選手登録枠25人中、16人が新規加入組で、地元ファンにとってまだなじみが薄い選手ばかり。

 

チーム首脳陣は開幕前から今季はチーム再建の年と捉え、2020年のワールドシリーズ優勝に照準を合わせていると説明してきました。 しかし、東京での開幕戦を2連勝で終えると、アメリカ帰国後のホーム開幕シリーズでも、昨季の覇者レッドソックスを相手に3勝1敗。

 

その後に続いたエンゼルスとの対戦カードも2連勝。その後、遠征先のシカゴとカンザスシティでの7連戦も6勝1敗とし、開幕15試合の成績は13勝2敗。両リーグ合わせてダントツトップの勝率8割6分7厘。期待をはるかに上回る絶好調ぶりで、地元ファンを驚かせました。

 

しかし、4月12日に始まったホーム6連戦では今季初の連敗を喫し、ずるずると6連敗。最高の滑り出しだったのが、ここにきて雲行きが怪しくなっています。「今季はひょっとして?」と興奮した地元ファンも、「ああ、やっぱりこんなものだよね」と現実に引き戻されています。

 

まだシーズンは序盤ですが、過去17年間プレーオフ出場の期待を裏切られてきただけに、こういう状況には慣れたもの。その間にヒューストン・アストロズが10連勝し、ついに地区首位の座を奪われています。

 

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