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♡毎週末、ホームレスの女性達にヘアメイクをし続ける女性が話題【世界の美容事情トレンドニュース】

 05/22/2019

6人の子供の母親である、現在51歳のカリフォルニア州ロングビーチに住むシャーリー・レインズさん。彼女のインスタグラムには2万人以上のフォロワーがいて、ファンや美容メーカーから、この商品を使ってください! これを受け取ってください! とギフトが連日舞い込むほど。一体なぜなのでしょうか?

 

このシャーリーさんは、ホームレスの女性達にメイクやヘアカット&カラーをボランティアで行っている女性なのです。彼女は、美容学校に行ったことがあるわけでもなく、過去にホームレスだった経験があるわけでもありません。そもそも、自分の住むコミュニティで、ホームレスへ食事を寄付するボランティアを始めたところ、毎週出会う女性達には、食事や衣服、水以外に欠けているものがあると感じました。それが、メイクやヘアカラーなどといった美容&セルフケアだったのです。

 

シャーリーさんは、まず自分が買い物して貯めたセフォラのポイントで、トラベルサイズの美容グッズを手に入れて、それをホームレスの女性達に配るようになり、それが大変喜ばれるようになりました。「ホームレスの女性達は、仕事など全てを失いテント生活をするようになり、自分が女性であるということを忘れてしまっている。だから美しくなって気分を高めることは女性には不可欠」と感じたのだそうです。

 

そこでシャーリーさんは、Beauty2The Streetz(ビューティトウザストリート)というボランティアのグループを作りました。しかしホームレスが集まる場所には危険な地域もあったため、元ホームレスでバイカーになった、バイカークラブのグループと出会い、彼らがボランティアでセキュリティとしてついてくれるようになったのです。双方でタグチームを組んで、毎週末、LAの危険な地域でさえボランティア活動を行うようになりました。シャーリーさんは金曜の夜にたくさん料理を作って、もちろん料理も持参。でもメインは、ホームレスの女性達とヘアメイクを通して触れ合えることで、それが生き甲斐なのだとか。

 

ホームレスの人には、車椅子だったり体の不自由な人も多いので、ソーラーシャワーバッグというものをシャーリーさんは考え出しました。お湯が入った袋がシャワーヘッドにつながっているので、これを持参すればオッケー。ヘアカラーをして髪の毛をシャンプーすることができるようになっています。カラーリングをしたホームレスの女性はとても嬉しそう。そうやってコネクションができた女性達には、他にもメイク用品や歯ブラシ、タンポン、石鹸なども配っているそうです。 シャーリーさんがこの活動を行うには、毎週少なくとも500ドルかかりますが、彼女のことを待っているホームレスの常連は300〜400人もいるそう。

 

この活動をインスタグラムで知った人たちで手助けをしてくれる人もいます。例えば、いきなり連絡がきて、「食べ物をウォールマートでオーダーしたからピックアップして渡してほしい」ということもありましたが、最近はその数が減ってきています。どんなものでも彼らに役立つも寄付を募っているそうです。 ちなみにLAでは、ホームレスが5万人以上いて、そのうちの39%が女性。そのうちの3分の1がシェルターなどで寝泊まりすることができず、ストリートで過ごしています。

 

シャーリーさんは『ホームレスの人たちにはみんな理由がある。好きでホームレスになったのではない。何か悪いことをしてホームレスになったわけでもない。ただ人生でとてつもなく辛い状況に襲われた人たちだということを、一般の人たちにはわかってほしい』と訴えつづけています。ホームレスの女性にも美容&セルフケアを! という女性ならではの活動、そのパワフルな行動力、見習いたいですね!

 

 

写真・参考サイト:https://www.refinery29.com/en-us/2019/05/231982/homeless-women-hair-beauty-services-los-angeles

Writer:内田佐知子

 

(日刊サン 2019.05.22)


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