私の旅ストーリー Vol.95 コシノジュンコさん

 02/15/2018 : 154 Views

年に数回、私はこの方に会えることがとても楽しみで日本に帰省する。その方とは、世界的ファッションデザイナー、コシノジュンコさん。今から約5年程前にご縁をいただいて以来、夫アダムの個展にはご夫婦でオープニングパーティーに足を運んでくださったり、お花を贈ってくださったりと、応援してくださっている。今宵は、文化功労者を顕彰されたジュンコ先生主催のお祝いの会にご招待頂き、参加してきた。NYへの帰国を延長してでも、どうしてもお会いして直接、お祝いの言葉をお伝えしたくて、高松からパーティーが開催される東京の六本木ヒルズにあるホテルへと向かった。

 

今回のパーティーには、某有名ファッションデザイナーがフランスから駆けつけたり、世界各国の大使や政界、芸能人から一般人まで総勢400名を超える人たちが集まられた。普段はお話すらできないような、そうそうたる方々なのだけれど、ジュンコ先生のお人柄で集まられた皆さん。会場はなんともあたたかくて、何事も楽しむといったような陽気でポジティヴのエネルギーで湧いていて、その場に居るだけで極上のパワースポットのようだった。

 

ジュンコ先生がスピーチでおっしゃった、この言葉が、やけに私の心に響いた。「出逢いはクリエイティブ」。様々な出逢いを通して、人と人とが交わり合い新しいものが生まれていく。やっぱり動かないと、新しい扉は開いていかないのだ。無限の可能性、そして未知数。現に、私と同じテーブルでご一緒させて頂いた方々は、瀬戸内の島から来られていたり、鹿児島から来られていたり…。私達は高松から参加したけれど、近い方だ。ジュンコ先生は、常に世界の何処かへ出掛けられている。ブラジル、キューバ、パリにNY…。そして、元気でポジティブだ!明日からまたパリへお仕事で行かれるそうだ。それも、1泊2日で!信じられない。片道13時間近くかけてやっと目的地へ着いたら、そこで一晩だけ過ごしてまた13時間かけて日本へ戻ってくるという計算だ。そこには、時差ぼけも含まれる。だが、「到着した先が夜なら夜に体を合わせたらいいだけ」とおっしゃっていた。「世界はこんなにも近いんだよ〜」と教えてくれる。そして、自分がやろうと思えば、不可能な事なんてこの世に何一つないのだと証明してくれる人。やりたいことには挑戦し、欲しいものがあれば、ドアをノックする。

 

大きな愛と大きなエネルギーを持ったコシノジュンコさん。ご自分の仕事に多大なる情熱を持ち、常に前を向いて未知を突き進んでいく先生の姿に、私はいつも刺激を貰っている。

 

大森 千寿

香川県生まれ。一人っ子。8才の時に韓国ホームステイを経験。12才の夏休みはオレゴン州にホームステイ。16才でオレゴン州のハイスクールに1年間留学。2003年自分探しで訪れたNYで運命の人と出逢い国際結婚。2010年ハワイにホテルコンドミニアムを購入したことがきっかけとなり、ハワイで過ごす時間が増える。現在はアーティストで夫のアダムウェストンのマネージメントをしながらハワイ、NY、日本を拠点に活動中。

www.chizuomori.com

 

(日刊サン 2018.02.14)


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