私の旅ストーリー Vol.87 マイアミ経由のコスタリカ

 01/17/2018 : 131 Views

 先日、アートディーラーからの依頼で、ニューヨークからマイアミに向けてアーティストの夫アダムの作品を約10点送った。最終地点はコスタリカなのだけれど、ちょうど、今週からマイアミで大きなアートフェアが開催される。そのため、世界中から多くのアート関係者たちがマイアミに集まる。夫と取引のあるアートディーラーも、その中のひとり。夫の作品をマイアミで受け取り、コスタリカにある自身のギャラリーまで持って帰るのだ。

 毎年12月にマイアミで開催される、世界的大規模なアートフェア。アートバーゼル・マイアミをはじめ、数多くのアートフェアが開催され、世界中からギャラリーや美術関係者、アートコレクターやらアーティストたちがこの期間一同に集まり、約1週間程、アートで大いに盛り上がる。

 以前、世界各地から大富豪のアートコレクターたちが自家用ジェットで絵を買いにマイアミに駆けつけるなんて話を聞いたことがあった。数年前、実際に夫とマイアミのアートバーゼルに参加して、それが、ただのうわさ話ではなかったことを目の当たりにし、驚愕した。

 ニューヨークから、マイアミ国際空港へ到着したら、滑走路が、プライベートジェットで大混雑していたのだ!生まれて初めて見るその景気の良すぎる、煌びやかな世界を前に、突然、夢の世界に迷い込んだような不思議な感覚に陥った。

 アートフェアでは、数千万円から数億の作品が日用品を買うように次々と完売していった。世界には自分の知らな世界が、まだまだたくさんあるということを身をもって体験したマイアミの旅だった。

 ついつい興奮してマイアミの話が長くなってしまったけれど(笑)、最近、私のまわりで急に「コスタリカ」という名前を頻繁に耳にするようになった。「今度コスタリカに引っ越すの」という人に出逢ったり、コスタリカにホームステイに行くという友人の娘と話をしたり、とにかく、夫のアート作品がコスタリカ在住のギャラリーオーナーの目に留って以来、今まで全くノーマークだった国が、急に生活の中で浮上してきた。

 コスタリカの面積は四国と九州を足したくらいに小さい国だそうだが、世界幸福度指数で過去に2度程世界で1位を獲得したことがある通称、「幸せの国」なのだとか。近年は、アメリカの富裕層の移住先にコスタリカが抜群に人気があると聞いた。  世界には実に様々なライフスタイルがあるものだ。私も、人生で訪れたい国リストに、早速「コスタリカ」を追加してみた。

 

(日刊サン  2017/12/06)

 

 

大森 千寿

香川県生まれ。一人っ子。8才の時に韓国ホームステイを経験。12才の夏休みはオレゴン州にホームステイ。16才でオレゴン州のハイスクールに1年間留学。2003年自分探しで訪れたNYで運命の人と出逢い国際結婚。2010年ハワイにホテルコンドミニアムを購入したことがきっかけとなり、ハワイで過ごす時間が増える。現在はアーティストで夫のアダムウェストンのマネージメントをしながらハワイ、NY、日本を拠点に活動中。

www.chizuomori.com

 


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