私の旅ストーリー Vol.46 多国籍なNYCのホームパーティー

 02/06/2017 : 224 Views

 

アメリカで生活していると、よくホームパーティーに行く機会がある。友人たちが自宅に集まって10人くらいの小さなパーティーもあれば、数百人規模の自宅パーティーまで様々。

先週末は、ギャラリーオーナーの自宅で開かれたプライベートパーティーへ。マンハッタンのSOHO地区にある、巨大ロフトアパートでのパーティー。エレベーターの扉が開くともうそこは、ロフトアパートのリビングルーム。食欲をそそる食べ物の美味しいにおいと大音量の生演奏をBGMにおしゃべりする人々の声がいきなり飛び込んで来て、一瞬にしてまるで別世界に迷い込んだみたいな感覚に陥った。

今回のパーティーのホストである主催者は、幼少時にギリシャ、イタリア、イギリスで育ったそうで、ギリシャ料理とギリシャ音楽で楽しもうという企画だった。グランドピアノにバイオリン、ハープまで入って、会場となった自宅には優に200人を超える招待客たちが自由に踊ったり飲んだり会話を楽しんだり。

毎回、夫のアダムと様々なパーティーに呼んでもらって思うのは、とにかくみんなよく話す!初対面でもすぐ仲良くなる。アダムも誰とでもすぐに会話をはじめる。そこから、時には人生の深い話になったり、お金の増やし方の話になったり、仕事に繋がったり。私からすると、初対面でここまで話し合うのか、と驚くことがあるほど、お互いぶっちゃけるスピードが速い。(笑)

一つの部屋に国を超えて様々な人生観の人たちが同じ時間を共有しているのも面白い。たった数時間の間に世界中の人と友達になれるし、その分、ぐっと世界との距離が縮まる。

知らない人と話すことは、それだけで新たな自分の世界を広げてくれる。

部屋の中では、英語以外にも様々な言語が飛び交う。たとえ英語が少々間違っていようが発音が良くなかろうがそんなことは全然重要なことではない。会話を楽しみ、目の前の瞬間瞬間を思いっきりエンジョイしている人々。

 

帰り際、今回のパーティーで知り合ったイタリア人女性のマリアが、もう随分前から仲良しだったみたいなハグを、私にギューーーっとしてきた後、こう言った。

「あなたも私も同じ地球に生まれた同じ人間。世界はひとつで、すべてはひとつ。また、会おうね。チャオ!」

午後6時からはじまったパーティーも気がつくと午前12時を回っていた。人の目も気にせず、ギリシャ音楽に合わせて軽快に身体を動かしながらロフトを去って行く陽気で開放的なマリア。

そんな彼女のうしろ姿をぼんやり眺めながら、私は最高に幸せな気分を味わった。

 

 

大森 千寿
香川県生まれ。一人っ子。8才の時に韓国ホームステイを経験。12才の夏休みはオレゴン州にホームステイ。16才でオレゴン州のハイスクールに1年間留学。2003年自分探しで訪れたNYで運命の人と出逢い国際結婚。2010年ハワイにホテルコンドミニアムを購入したことがきっかけとなり、ハワイで過ごす時間が増える。現在はアーティストで夫のアダムウェストンのマネージメントをしながらハワイ、NY、日本を拠点に活動中。www.chizuomori.com

 


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