私の旅ストーリー Vol.29 NYCで車の運転

 09/04/2017 : 209 Views

今年も残すところ、はや3カ月を切りましたね。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。  

さて、私には今まで絶対に避けていたことがあります。それは、NYCで車の運転。ハワイ滞在中は、普通に運転しているのですが、NYは特別。歩行者は信号無視当たり前、四方八方からスケボーやら自転車やらトラックやらタクシーやらが容赦なく猛スピードで突っ込んで来るマンハッタン。ワイルド過ぎて、横に乗ってるだけで心臓に悪いのに、自分で運転するなんてとんでもない、ってずっと思っていました。  

しかし、先日、ついに初チャレンジする日を迎えました。夫のアダムはアーティストを職としており、大きなキャンバスをスタジオに運んだり、スタジオからお客様のもとへ作品を運んだり、とにかく、大きくて重たい荷物を運ぶ機会も多々あり、車の運転無しでは生活そのものが制限されてしまいます。  

「ちぃちゃん(私のこと)は、なんでもできる〜!」とアダムに煽てられ、私もそのおだてに簡単に乗ってしまい(笑)いきなり、自分の身長の2倍近く高さのある、大型バンを運転するはめに。  

感想は……ううう、楽しかったーーーー!!!  

 

自分がハンドルを握り、大好きな街を駆け抜ける気持ち良さ! 後ろからブーブー鳴らされると、横でアダムが「あ〜、みんなクラクションがちゃんと鳴るかテストしてるんやな〜」ってかばってくれ(夫よ、ありがとう!)、そのおかげもあり、リラックスして自信もついた初デビューとなりました。とにかく、マンハッタンの街と自分との距離がグッと近づいたような嬉しさが残りました。  

今までできないって思い込んでいたことができた後は、とっても気分爽快ですね〜。  

 

「できる」か、「できない」かはすべて自分が創りだした妄想だったということに気がつきました。誰かに舵を取ってもらって、行くだけじゃつまらない。人生も同じだけど、これからは、自分でハンドルを握って行きたい所へ出掛けよう。  

旅に出て、その土地を自分で運転してみる。すると、そこにはまた新たな発見や楽しみのヒントが隠れているかもしれませんね。  

次は、どの土地を運転できるのか、ワクワクです。 

 

(日刊サン  2016/10/3)

 

大森 千寿

香川県生まれ。一人っ子。8才の時に韓国ホームステイを経験。12才の夏休みはオレゴン州にホームステイ。16才でオレゴン州のハイスクールに1年間留学。2003年自分探しで訪れたNYで運命の人と出逢い国際結婚。2010年ハワイにホテルコンドミニアムを購入したことがきっかけとなり、ハワイで過ごす時間が増える。現在はアーティストで夫のアダムウェストンのマネージメントをしながらハワイ、NY、日本を拠点に活動中。

www.chizuomori.com

 


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