私の旅ストーリー Vol.12 好奇心と可能性

 06/06/2016 : 155 Views

 つい最近まで、ダウンジャケットが必要なほど肌寒かったのに、ここ数日で一気に30度を超えてしまう真夏日が続いているNYです。  

 アメリカは、メモリアルデーウィークエンドが終わりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。全米全土で3800万人を越える人々が旅行していたというニュースを見ました。NY在住の友人たちの中には、一週間休みを取ってビーチハウスへ行ったり、避暑地の別荘へ行ったり、家でのんびりしたり、それぞれが夏の始まりの余暇を満喫している様子です。

 

 さて、私たちは先日、5才になる甥っ子と、2才になったばかりの姪っ子のバースデーパーティーに参加してきました。場所は、アダムの弟家族が暮らすコネチカット州。マンハッタンから約2時間半、電車に揺られ、ミスティックという小さな港街に到着しました。この街は、19世紀に造船で栄えた港街で、観光スポットにもなっている、歴史の残る場所です。

 バースデーパーティーの会場は、ミスティック水族館。この水族館の一室を貸し切ってのパーティーでした。甥っ子と姪っ子の友人たち、1才半から5才までの子どもたちを含めた、総勢約30人ほどが集まりました。  

 パーティールームへ向かうまでの間、クジラが泳いでいたり、サメやその他たくさんの魚たちが歓迎してくれ、子どもたちはハイテンション。パーティーでは水族館のお姉さんが、子どもたちに海の生きものについて、ゲームや動きを交えながら楽しくプレゼンテーションしてくれ、大いに盛り上がりました。  

 最初にピザが配られたのですが、自分の顔の2倍ほどあるピザを、小さな子どもたちは慣れた手つきでかぶりき、ピザを片手にお姉さんの話を聴いたり、質問したりしていました。しかし、パーティーが進むにつれ、あまりの楽しさにエキサイトしてくると、手に持っていたピザを落として、お姉さんの海の話に夢中になるちびっ子が続出。 会場の床には、子どもたちが落としたピザの欠片が、あちらこちらに散らばっており、大人はそれを拾うのが仕事でした。(笑)  

 海の生物について楽しく学んだ子どもたちは、パーティーが終わった後も、水族館の中で、そのキラキラした目を一段と輝かせながら、大人たちにたくさん質問していました。もしかしたら、この日がきっかけとなり、将来の海の専門家が誕生するかもしれません〜。  

 

 子どもたちの無邪気な好奇心に触れ、そこから育つ、人間の無限の可能性を改めて感じた、素敵な旅でした。

 

つづく

 

 (日刊サン  2016/6/6)

 

大森 千寿

香川県生まれ。一人っ子。8才の時に韓国ホームステイを経験。12才の夏休みはオレゴン州にホームステイ。16才でオレゴン州のハイスクールに1年間留学。2003年自分探しで訪れたNYで運命の人と出逢い国際結婚。2010年ハワイにホテルコンドミニアムを購入したことがきっかけとなり、ハワイで過ごす時間が増える。現在はアーティストで夫のアダムウェストンのマネージメントをしながらハワイ、NY、日本を拠点に活動中。

www.chizuomori.com

 


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