ハワイ在住者のためのライフプランのお話 【老後の対策】

 11/17/2017 : 77 Views

先日、80歳のシニアの方から電話がありました。  

アメリカには50年近く住んでいるそうですが、ご主人も子供もなく、英語もわからないまま月日が経ち、現在に至っているとのことでした。  

今までは受け取っていた年金の中から家賃を支払い、残りは生活費の一部にしていましたが、家賃が年々値上がりしているため、今では受け取った年金が左から右へ流れてしまい、貯金を切り崩して生活しなければならないそうです。引越ししたくても、どのようにしたら良いかわからないまま、家賃は$1,000を超えています。  

もし不動産会社や大家さんから45日の退去通知がでれば、直ちに路頭に迷ってしまいます。

 

私達の寿命は年々延びていますので、予想以上に長生きすることも考えられます。  

すでに不動産を所有している方でも、ローンがなくなったら楽できるかと思ったら、大間違いです。住居の管理費は毎年値上がりしています。建物が古くなってくると、修復工事をしますので、予期せぬ特別賦課金が発生することもあります。そのためには緊急ファンドを用意しておかなくてはなりません。  

 

賃貸で現在の相場より安く快適に何十年も同じ所に住んでいらっしゃる方は、大家さんが変わり、子供が相続した時に、現在の相場に値上げさせられることも考えられます。  

私の知人で、大家さんが亡くなり、子供が不動産を相続したのですが、遺言書に現在のテナントが退去するまで、家賃は値上げしないよう、明記されているようなケースもありました。  

 

不動産を所有していない方にはシニアハウジングの手続きを早めに始めることをお勧めします。入居できるまでにはかなりの年数がかかりますが、一旦入居したら、追い出されることはありませんので、安泰です。仕事柄、色々なシニアハウジングを見ていますが、日本人は少ないようです。  

 

アメリカに住んでいても、知らなくて損していることがたくさんあると思います。色々なセミナーに参加して、情報を集めてはいかがでしょうか。

 

 

(日刊サン 2017. 8. 25)

 

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト 問合せ先:yokoem001@hawaii.rr.com


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