少年院跡地に低価格賃貸住宅タワー、2020年に着工

 05/02/2018 : 288 Views

 

 

州が所有する土地(パワア)にある若年層矯正施設跡地に低価格賃貸住宅タワーと新しい若年者向けシェルターを建設するプロジェクトで、州が開発業者を選定した。

 

このパワア・プロジェクトは198戸の住宅を提供し予算は8,760万ドル。ハワイ住宅金融開発公社(HHFDC)の委員会メンバーは全会一致で、開発業者にコバヤシ・グループを選んだ。HHFDCは11月に開発業者を公募。複数社が提案書を提出したが、土地を所有する州の法機関とHHFDCのメンバーで構成された選定委員会はコバヤシ・グループを推薦した。同社は2020年早々に建設を開始し、2021年後半に完成予定だと明かした。同社のシニア・アドバイザー、ケイシー・イノウエ氏は「私達にとって大変幸せな日になりました。この州に住み働く人々へ低価格住宅を提供することを私たちの責任だと感じています」と述べた。コバヤシ・グループは高級住宅の開発業者というイメージが強いが、小売店、公立学校、低価格住宅を含む幅広い分野を手掛けている。

 

低価格住宅は18階建てのタワーで、平均380スクエア・フィートの広さのスタジオ・タイプから705スクエア・フィートの2ベッド・ルームタイプまでの間取りを構える。198戸中188戸はホノルル市の中間収入60%以下の年収の世帯に提供され、さらにこの半分の年収の世帯に残る10戸が提供される。賃貸価格は州機関のガイドラインに従い、仮に今年の場合はスタジオ・タイプが最大1,099ドル、1ベッドルームが最大1,177ドル、2ベッドルームが最大1,413ドルとなる。タワーに隣接する若年層施設は法機関が運営する。現在建設予定地は、コミュニティ・サービスと若年の保護観察対象者の矯正プログラムに使用され、不登校や家出といった青少年特定法の違反者や家に帰ることのできない軽犯罪を犯した子ども達へカウンセリング、教育、リハビリも提供している。この土地は1949年まで少年院として利用されていたが、同施設は現在カポレイの家族裁判所隣に移転している。

(日刊サン 2018.05.02)


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