シャークス・コーブに商業施設の開発計画

 12/18/2017 : 654 Views

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 オアフ島ノースショアに郊外型複合商業施設の計画が浮上した。開発業者ハナポハク社は3棟の建物の合計2万7500スクエアフィートをテナントに貸し、最大8台のフードトラックを誘致する計画の環境影響評価書(EIS)のプランを州に提出した。環境影響評価準備通知書はすでに提出済みだ。今回の文書では開発費用の見積額が1800万ドルである事や交通状況分析と雇用予想等、計画の詳細が明らかになった。またEISのプラン提出によって、住民が意見を述べる機会も与えられる。

 ハナポハク社を率いるアンドリュー・ヤニ氏が2.7エーカーを商業施設に開発しようと計画して住民を騒がせているのは、ププケアにあるシャークス・コーブ向かいの土地。市は以前にこの場所で同社が無許可にフード・トラックを運営し、建設行為を行ったとし罰金を課している。住民が、市民の意見の収集や海岸線保護条令の遵守を避けた以前の開発計画に反対していた過去もある。

 今回提出されたEIS草書によると、ハナポハク社は8月に市から、現在の商業利用の続行が認められる特別管理エリア許可を取得した。ヤニ氏は同エリアの住民が交通渋滞に悩みながらハレイワやライエまで出かけなくて済むよう、小売ビジネスを増やす目的で新しい計画を打ち出したと話す。EISプランによれば、レストラン、薬局、医療施設、銀行、デリ、コピーショップ、ヨガスタジオ、不動産事務所、幼児ケア施設、アートギャラリー、衣料品店、サーフショップ、地域団体のオフィス等をテナントにする予定。最大86人のフルタイムの雇用が創出される見込みとされた。

 一方で、この計画が観光客をターゲットにされており、ノース・ショア・サイステイナブル・コミュニティーズ・プランに沿うよう『郊外地域商業センター』と謳うのは誤っていると批判する声もある。市の条令では開発予定地は「地域住民が必要とするビジネスや日用品等を提供する小規模なエリア」に限定される『近隣ビジネス』ゾーンとされている。地域の団体マラマ・ププケア‐ワイメアと、セーブ・シャークス・コーブ・コリションは、ハナポハク社の計画は地域住民を架空の約束で惑わしていると反対。ププケア在住のジョン・セルスト君14歳は「ノースショアは郊外エリアであり、地元住民にはあのようなサイズの開発は必要ありません」と投書を寄せている。

 

 レストラン、医療施設、衣料品店などの集合施設計画に、市民の意見を募集

 交通影響評価書の草書によると、開発後は1日に1322台の車両が増加すると見積もられており、エリアに重大な影響を与えないとされている。施設利用客のために新しくカメハメハ・ハイウェイにセンターレーンを設置し、フードランドの店舗に隣接した道路を新設する提案も含まれていた。

 ハナポハク社は特別管理エリア主要使用許可を得る必要があり、そのためには公聴会を開かなければならない。全ての許可が得られれば、同社は2019年中頃に建設を開始し2021年に完成させる予定。

 市民は来年1月8日までEISプランに対して意見を寄せることができる。意見の宛先は市の建設計画許可局のアーディス・ショウ‐キム氏ashaw@honolulu.govで、コピーをヤニ氏のhanapohakullc@gmail.comと、コンサルタントのジェフ・オバートン氏pupukea@g70.designに送付する必要がある。EISプランの内容を含む詳細はウェブサイト808ne.ws/2hWi9htで確認できる。


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