カポレイに320戸の低価格アパート建設が進む

 08/16/2018 : 156 Views

ほぼ3年の遅延を解消し、カポレイの1億3600万ドルの低価格賃貸住宅の建設が開始された。 ニュージャージーを本拠地とするザ・マイケルズ・オーガニゼーションが30日、320戸のアパートメント「ケアフモア・プレイス」を建設する州所有の20エーカーの土地で、着工式典を開催。 ケアフモアは2階建ての住宅が37棟並ぶコミュニティとなり、第1期の住宅が完成するのは来年後半で、最終的な完成は2020年末と予定されている。第1期は特に低い収入層の住民へ月額587ドルでユニットの賃貸が開始される。 マイケルズのハワイ支社副社長エリザベス・チャー氏は「本日より我が社が住宅コミュニティの建設を開始します。カポレイーエヴァ・ビーチ近隣に住む多くの家族の夢に貢献できるよう望んでいます」と述べた。 州機関のハワイ住宅金融開発公社(HHFDC)が、低価格住宅ファンドや税控除によって多額の債権やローンを提供。マイケルズには低価格賃貸を維持する65年間、州の土地がリースされる。 アパートの月額賃貸料は587~2907ドル。最低賃貸料金が適用されるのは、ホノルルの中間年収30%以下の年収(1人世帯2万4150ドル、2人世帯2万7990ドル)以下の世帯が入居する1ベッドルームタイプのユニット。最大価格は3ベッドルームタイプのユニットに、中間年収世帯(1人世帯8万1700ドル、2人世帯9万3300ドル、4人世帯11万6600ドル)が入居する場合の価格となる。少なくとも全ユニットの80%となる256戸は、中間年収80%以下の年収世帯に提供される。 ケアフモア・プレイスは州所有の400エーカーの土地に2300戸の住宅が構想されているマスタープラン「イースト・カポレイII」の一部。このマスタープランには、カポレイ中学校、小学校、ハワイ先住民住宅土地局(DHHL)の施設、低収入層向け賃貸コンプレックス「コ・オロア・ウラ」が含まれている。 HHFDCが2013年に公募した開発提案でマイケルズは他3社の競合を押しのけ採用された。2015年には建設が開始される予定だったが、開発同意契約や資金問題の解決に時間を要し着工が遅延していた。創業45年を迎え36の州で営業しているマイケルズは、ケアフモアがハワイで手掛ける3番目のプロジェクトとなる。同社はこれまでにカリヒのタワーズ・アット・クヒオ・パークのリノベーションと、ハワイ島で低価格住宅カマカナ・ビレッジ、カマカナ高齢者住宅を手掛けた。

 

(日刊サン 2018.08.16)


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