BCネットワーク&主婦ソサエティー・オブ・ハワイ主催「乳がん早期発見啓発セミナー」開催

 07/21/2017 : 1597 Views

・遅い閉経年齢

・早い初経年齢

・高齢での初産

・授乳経験がない

・出産経験がない

・乳がんを発生しやすい遺伝子

・出生時の体重が重い

・飲酒

・喫煙

・運動不足

 

 

このリスクの中で、女性ホルモン補充療法、飲酒、喫煙、運動不足、閉経後の肥満については自分で予防できるが、初経・閉経年齢、遺伝子、出生時の重い体重については予防できない。

 

 

飲酒は、一週間に3杯(1杯=ビール350cc、ワイン150cc、日本酒45cc)飲むと乳がんになる確率が15%高くなり、初期の乳がん患者は週に3〜4杯飲むと再発率が高くなる。  

閉経後の肥満は、乳がんになる確率が30〜60%高くなり、初期の乳がんの再発率や死亡率も高くなる。肥満度は、(体重kg)÷{(身長m)×(身長m)}で求められるBMI(Mody Mass Index)値が目安となる。BMIが25以上であれば「太り気味」、30以上であれば「肥満」となる。運動不足については、1週間に4時間程度の軽い運動か、2時間程度の激しい運動は乳がんのリスクを10%低くし、初期の乳がんの再発率も低くなる。この中で、体重制限と定期的な運動が最もリスクを低める。  

乳がんの5~10%は乳がんを発生しやすい遺伝子BRCA1とBRCA2が原因で、90~95%は生活習慣など環境因子の影響が原因と言われている。しかし90〜95%の乳がんは、生活習慣など環境因子の影響が原因と言われている。また、乳がん患者の1パーセントは男性になる。  

乳がんの治療は、主に次の方法がある。

 

1.手術

手術で部分切除術をした場合は放射線治療が併用され、乳房切除術(全摘出)した場合は、状況によって放射線治療が併用される。

2.放射線療法

3.3種類の薬物療法

a) 内分泌(ホルモン)療法 ― 1日1回、5〜10年継続

b) 化学療法 ― 種類や処方回数により様々で、通常3〜6カ月継続

c) 分子標的療法 ― 3週間に1回、薬物療法1年継続  

治療後の経過観察として、半年に1回、マンモグラフィーと検診がある。多くの再発や転移は治療後2年以内に起こるが、10年後でも再発や転移の可能性はある。  乳がんの早期発見は治療後の経過がよいので、40歳以上の女性は、1年に1度、マンモグラフィーと検診を受けることが望ましい。

 

 

 

次に、テリ・イマダ・カピオラニ乳がんハイリスク担当看護師が「乳がんのハイリスクって何?」と題し、カピオラニ女性センターで行なっている「ハイリスク・ブレスト・プログラム」についての講演を行なった。  

 

テリ・イマダ カピオラニ女性センター乳がんハイリスク担当看護師

 

2005年から行われている「ハイリスク・ブレスト・プログラム」は、乳がんにかかるリスクが高いと思われる女性に対し、その予防方法を明確化するという試みで、様々な面での指導を行なっている。このプログラムに該当する乳がんのリスクが高い患者には、以下のような人がいる。

 

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