Hawaii週間ニュースダイジェスト 2017年3月22日(水)〜28日(火)

 04/01/2017 : 547 Views

Hawaii Five-0 第8シーズン制作決定

CBSが24日、『Hawaii Five-0』第8シーズンの制作決定を発表した。最近150話目を迎えた長寿ドラマが、ハワイを舞台に今秋、また帰ってくる。

アレックス・オローリン、グレース・パーク、ダニエル・デイ・キム、シャイ・マクブライド、スコット・カーン、ジョージ・ガルシアが出演しているこのドラマは視聴率も好調。ニールセンの調査結果では3月6~12日の週におけるプライムタイムの視聴率ランキングで12位を記録。10日に放送されたエピソードは約920万人に視聴された。

Five-0は、1980年代にヒットした『マグガイバー』と共に、エグゼクティブ・プロデューサーにピーター・レンコフ氏を迎えたCBSのリメイクドラマの1つ。

レンコフ氏はメールで、「愛するハワイの島でFive-0の制作が続けられることが決まり、私達は大変に嬉しいです。マクギャレットやダニーをはじめFive-0のオハナのストーリーをまだまだたくさん用意しています」と述べた。

『Hawaii Five-0』の放送はCBSで金曜日午後8時から。オリジナルの『Hawaii Five-O』ではスティーブ・マクギャレット役をジャック・ロードが演じ、CBSで1 968年から1980年まで12シーズン放映された。他にも次期の制作が決まったのは、トム・セレック主演の『ブルー・ブラッド』、『ケヴィン・キャン・ウェイト』、『ライフ・イン・ピーシズ』、『マダム・セクレタリー』、『マン・ウィズ・ア・プラン』、『NCIS』、『NCIS:ニューオーリンズ』、『スコーピオン』、『サバイバー』、『48アワーズ』、『60ミニッツ』。CBSの2017-2018年の次期放送番組全てのラインナップは5月17日にニューヨークで発表される予定だ。

 

話題の店が集まるレストランウィーク4月に開催

インターナショナルマーケットプレースのグランドラナイで、4月10日から16日までレストランウィークを開催する。

ロイ・ヤマグチシェフ率いる『イーティング・ハウス1849』や『ストリップステーキ』、『コナ・グリル』、『フラワー・アンド・バーレイ』、『ゴマ・テイ』を含む屋上エリアの6店のレストランが参加予定。イベント開催中は各店が特別メニューや新作を含むコースメニューを提供する。

レストランウィークにも参加するハッカサン・グループ所有の飲茶レストラン『ヤウアチャ』は2月にオープンを迎えたばかり。同グループは今年の春にはさらに、サンディエゴで生まれたシーフードレストラン『ヘリンボーン・ワイキキ』もグランドラナイに出店する予定だ。

インターナショナルマーケットプレースには他にも、日本料理を提供する『バク』やサンフランシスコの有名シェフ、マイケル・ミーナ氏が手掛けるフードコート『ザ・ストリート』のオープンが予定されている。

 

マウイ島が州で初めて24時間アルコール購入が可能に

 

 

マウイ島の住民はアルコールを毎日24時間いつでも買えるようになった。マウイ郡がハワイ州で初めて、アルコールの販売を午前2時から午前6時まで禁止する規制の緩和を認めた。

アラン・アラカワ市長が3月初旬に、小売店、ホテル、卸売業者がアルコールを終日販売が可能となる内容の新しい条例にサインした。条例が発効される前は、小売業者は午前6時から午後11時の間しかアルコールの販売を許可されていなかった。ホテルの場合にはアルコールの提供を午前4時までと制限されていた。

なお、新しい条例が発効後もホテルやコンドミニアム内の店舗ではないバー、レストラン、ナイトクラブにおいては、依然として午前2時から午前6時の間のアルコール販売は禁止される。

 

人気の『小さな図書館』窃盗事件まで発生

子どもや高齢者の読書生活の充実を推奨する、本土で人気のトレンドがハワイにも到来。タブレットによる読書ではなく、実際の書籍を手に取って読んでほしいという構想の『小さな図書館』は、本を入れる容器も形も色もサイズもさまざまだが、共通した1つのミッション「文学の推奨と促進」を掲げている。仕組みはいたってシンプルで、本を選び、楽しみ、返却するか、また別の1冊と交換するというシステム。

「小さな図書館の高さが子どもに合わせた高さで設置され、子どもが本を扱いやすくなっているアイディアが良いと思います」と、カイルア在住のラリー・ラウさんは話す。

「沢山の本があり、子ども向けの本が多いです。しかし子どもだけでなく、大人も昔読んでいた懐かしい本を、再び手に取りたくなる気持ちにさせてくれます」と同じくカイルア在住のパトリック・アイヤーズさん。

 

小さな図書館のアイディアは2009年にウィスコンシン州で生まれた。発案者のトッド・ボル氏が、教師であり読書を愛していた母親に敬意を表し、学校の教室を模した小さな本棚の設置を試みたのだ。このアイディアは人気を博し、現在では全米のすべての州に『リトル・フリー・ライブラリー』が生まれ、公式に登録された小さな図書館は50000軒以上。 さらには国外にも広がり、70以上の国々に導入されている。ハワイにはオアフ島に11軒、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島に1つずつの合計14の小さな図書館が設置されている。

「私は芝生を覗いては『あ! また別の家族が来たわよ』と話しているんです」とは、医師のスーザン・ワーツバーグ氏。氏の設置している小さな図書館はウィスコンシン州から輸送され、カイルアに初めて設置されたうちの1つ。同氏はハワイ大学の教授で、本が地域の絆を強くしている姿を目にすることが喜びだと話す。

一方でプナホウ・スクールの生徒であるクレア・カトラーさんがアイノニ・ストリートの自宅に設置した小さな図書館が盗まれる事件も発生した。盗難は週末に発生し、14冊の本と容器、プラカードがなくなっていた。「返して欲しいのはもちろんですが、この事件を知った人が新たに自分の小さな図書館を設置してくれれば本当に嬉しいです」とカトラーさん。事件が報道されてすぐにハワイ・カイに住む家族がカイルアまで一晩かけて代わりの小さな図書館を届け、「ハワイの為に小さな図書館を続けてくれますように!! マハロ カウプ/カルバーリョ一家」と記されたメモを残しカトラーさん宅にそっと置いていった。カルバーリョ一家もハワイ・カイの自宅に小さな図書館を設置しているという。

 

コナ空港拡張工事がスタート

22日、コナ空港当局と州の要人が集まって起工式が行われ、コナ空港の大規模拡張工事が始まった。7500万ドルの予算が組まれており、完成後はエリソン・オニズカ・コナ国際空港に改名される。

「この拡張計画で旅行者の方にも住民にも、空港の利用がより便利になるでしょう」とデビット・イゲ知事は語る。

拡張計画では、集中型セキュリティエリや6つの保安検査レーン、トイレ、改良された手荷物の処理設備などが増設される。コナ空港は年間およそ50万人の利用を見込んで1970年代に建てられた。しかし現在利用客は3百万人に膨らんでいる。

「コナの地元の雰囲気を損なわずに近代化が実現できるよう強く期待しています」と、ハワイ州下院議員のシンディ・エバンズ氏。ノース・コナ、ノース・コハラ、サウス・コハラ地区選出の民主党議員である彼女は「この計画には相当の努力が必要とされるでしょう。私達が望んでいたこの時がやっと来ました」と述べた。

コナ空港の拡張工事の完成は2019年2月と予定されている。

 

ハレアカラのレンジャー、ハワイ文化に無配慮と批判殺到

文化的な儀式を実践したいオアフのチャータースクールの教師と、公園の安全性を守りたいハレアカラ国立公園のレンジャーが口論になった。その様子が動画に収められ、ソーシャルメディアに公開されて急激に広がり、騒ぎとなった。

ハラウ・ク・マナ・パブリック・チャータースクールの教師であるクム・イマイカラニ・ウィンチェスターさんは3月15日、16人の生徒を引率してマウイ島ハレアカラに校外学習に訪れていた。一行は伝統的なハワイの儀礼に則ったチャントを捧げる目的があった。

 

ウィンチェスターさんによると一行が山頂にたどり着いた時、パークレンジャーが近づき、順路から外れないよう指示してきたという。ウィンチェスターさんは指示に応じて歩を進めた。一行が戻る準備を始め中腹にあるトイレに立ち寄った時に、2人目のパークレンジャーが近づき、何をしているのか質問してきた。我慢の限界だったとウィンチェスターさんは話す。「まるで犯罪者のように付け回されていると感じました。私達の聖なる場所を荒らす脅威として疑われたのです。とても失望しましたし、落胆しました」

携帯電話で撮影された動画には、パークレンジャーが一行を止めた理由を説明しようとする姿が写されている。「あなた方が誰で、何をしているのか確認したかっただけです」と動画のパークレンジャーは話していた。

「私達は不当に標的になったのです」とウィンチェスターさん。「私達の目的は子供達にカナカ族としての責任感を目覚めさせる事でした。生徒達にはこのような文化教育を受ける特権を与えられています」

口論の様子を収めた動画はフェイスブックで1000回以上もシェアされ、50000回以上再生されている。パークレンジャーは、動画にあるのはほんの一場面であり全てを語っていないとし、職務を果たそうとしたに過ぎないと主張する。「一行が止められて質問されたのは、順路を外れていたからであり、絶滅危惧種の生息地に踏み込んでいたからです」とハレアカラ国立公園の解説・教育課チーフのポリー・アンゲラキス氏。「ネイティブハワイアンが公園で儀式を行うのはもちろん許可していますし、入場料も免除しています。職員やボランティアのスタッフにも儀式に訪れたネイティブハワイアンの方にはプライバシーを尊重し、敬意を払うよう教育しています」

ウィンチェスターさんと公園職員の間の口論は約1時間も続き、公園職員が謝罪をしてその場を離れた。ハワイ文化を保護し実践する人達は、公園職員がハワイの歴史について充分な教養と理解があれば、今回の事件は避けられたはずだと話す。「社会全体の問題として、私達はネイティブハワイアン政府設立を支持してほしいと強く感じています」と、カマカクオカラニ・ハワイ研究センターの主任教授のリリカラ・カメエレイヒワ氏は述べた。

 

カリヒの学校にダミアン神父の壁画が完成

ダミアン・メモリアル・スクールの生徒達は、校名の由来でもあるダミアン・デ・ブーステル神父の壁画をグラフィティ・アーティストに依頼した。壁画はカリヒにある同校の校舎に描かれ、2階建ていっぱいの大きさだ。ダミアン神父が、前方に広がる海と、モロカイ島のカラウパパ岬を上から見守っているような様子が描写されている。カラウパパはハンセン病の患者が隔離されていた半島で、この地でダミアン神父はハンセン病看護の先駆者として生涯を捧げた。

同校のCEOであり校長のウェス・リーバー・ポーター氏が報道会見の場で、壁画のアイディアは生徒達で結成されたデザインチームから生まれ、アーティストを雇うための資金も彼らが集めたと発表した。ポーター氏によると、生徒達はカカアコのパブリックな壁画が、エモーショナルなアートに姿を変えるさまに感銘を受けたのだという。「生徒たちは『皆が見られるように私達の校舎に壁画があれば地域に大きな影響を与えるかも。それって素晴らしいですよね』と口にし始めたのです」とポーター氏は述べた。

壁画の依頼を引き受けたのはストリートアーティストのジョン・ウィークス氏。生徒達が春休みを終えて戻って来る前に完成させるため、20日から昼夜をかけて作業に取り組んだ。足場を組まずにアルミのはしごを使用し、校舎の山側に面した壁に描画を施す彼の姿がhttps://youtu.be/8fakzQg2W_Qで公開されている。

 


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