認知症専門医による特別講演会 3/24(土) 無料開催

 03/16/2018 : 502 Views

 

【日刊サンコミュニティニュース】

 

認知症 爆発の時代を迎えて 

小野道夫医師 〜愛する家族を守るにはどうすればいいのでしょう〜

 

3人に1人が認知症の時代に

日本の団塊の世代が75歳を迎える2025年、65歳以上の認知症の方は700万人、軽度認知機能障害の方も含めると3人に1人は認知症という、認知症爆発の時代が間もなくやってきます。どなたにとっても決して無縁のことではなく、また社会全体にとっても大きな挑戦であると言えます。

 

中核症状と周辺症状

認知症の中で最も多い、アルツハイマー型認知症は、脳の細胞が変化して老化の速度より早く、脳細胞が消滅していく状態のことです。アルツハイマー型は特に、脳の中の海馬という部分の細胞が減ることが分かっています。脳が萎縮すると主な症状として、①記憶障害:記憶が薄れたり、抜け落ちたりする。②見当識障害:自分が置かれている状況(時間、場所、理由)が分からなくなる。③言語障害:言葉がうまく発せられなくなったり、理解できなくなる。これらが認知症の“中核症状”と呼ばれる症状です。さらに認知症には、脳の病変がすべてではなく、患者さんの体調や、家族、介護者との関係の影響などで現れる“周辺症状”というものもあります。図にあるような、うつ状態、不安・焦燥、抵抗などです。

自分が分からなくなることが、いかに怖くて不安か−−−、認知症の患者さんはとてもデリケートなのです。

 

 

家族や介護者の負担は重く

このように認知症は、中核症状だけでなく、周辺症状が実に多様です。幻覚や妄想が激しい方、寝てばかりの方、食べなくなる方も多く、自宅での介護は容易ではありません。また激しく興奮したり、暴言や暴行のある方は施設入所を断られたり、退去、退院を迫られ、いわゆる介護難民となってしまいます。多くの場合これらの症状をきたす認知症は的確に診断されないまま、治療も適切ではない場合があります。それどころか、間違った診断と薬の処方で、症状がさらに悪化し、介護者が心身ともに疲弊して悪循環に陥ってしまいがちです。

 

患者も家族も笑顔を取り戻すために

 

小野医師が採用しているコウノメソッドによる認知症診療は、患者さんと介護者どちらもが、少しでも楽に、笑顔を取り戻して穏やかな日々を送れるようにする治療法のことです。脳が萎縮する中核症状を治すことだけにとらわれず、周辺症状の緩和を大切にします。薬の副作用を出さないために、医師の了解、指示のもとで介護者が薬の量をコントロールすることもあります。そんな実践的な方法論をご紹介する講演、ぜひご参加ください。小野医師は、家族の悩みに耳を傾ける、愛あふれるクリスチャンの先生です!

 

小野道夫医師

医療法人財団 額田記念会 額田病院『こもれび外来』(コウノメソッドによる認知症診療)担当医 1976年東京医科歯科大学卒業後、微小脳神経外科解剖の研究で東京大学にて博士号を取得。ブラジルやアルゼンチンなどで脳神経外科の診療や教育のかたわら、ボランティアで途上国医療支援を行う。ロンドン大学で熱帯感染症公衆衛生の修士課程修了、ハーバード大学で国際保健の研究後、ネパールやインドで医療プロジェクトに参加。2009年より日本で高齢者の医療管理、認知症の診療に従事。

(日刊サン 2018.03.18)

無 料 

【日時】3月24日 10am〜12pm

【場所】ホノルルキリスト教会

 2207 Oahu Ave マノアハワイ大学近く www.hccjapan.org

【主催】ハワイキリスト教会連合ホノルルキリスト教会

【問合せ】hccinfo2207@gmail.com

 


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