新研究 マウイ島沖 タイガーシャーク好みの水と判明

 05/28/2016 : 532 Views

過去20年以上の間、マウイ島は他のハワイ諸島と比べて、鮫に襲われる事故がほぼ倍の件数になっている。 これは偶然ではない。ハワイ州が資金提供をしている新しい研究で、マウイ島の一番人気のビーチ沖の水が、タイガーシャークが好む水であることが結論付けられた。

 

研究者たちは、ハワイ沖の鮫にタグをつけ動きを追跡した結果、タイガーシャークはマウイ島の湾岸線から、深さ600フィートのところまでの広範囲に渡って島の海底に集まっていることがわかった。いわゆるマウイ・ヌイ・シェルフと呼ばれている場所では、「タイガーシャークにとって餌となる種類豊富な生物体」がいると、この研究をハワイ大学の海洋生物学研究所のメンバーとともに行っている作家のカール・メイヤー氏は述べた。

 

研究者たちは2年間に41匹の鮫にタグをつけ、18万6千ドルの研究費を費やし、サテライトの送信機と音波モニターを使用して鮫の行動を追跡した。

この研究から発見したことは以下の通りである。

●鮫は夜明けや夕暮れだけでなく、1日中活動をしている。事実、メイヤー氏は、マウイ島沖で起きた鮫に襲われた事故の70%は、午前9時から午後4時の間に起きていると述べた。

●交尾期の間は、マウイ島沖でタグ付けされた鮫も、オアフ島沖でタグ付けされ冬の時期にマウイ島沖にやってきた鮫も、マウイ島沖に滞在する傾向にある。

●鮫の駆除をしても、鮫が襲うという行動は減少もしなければ、なくなりもしない。

 

2012年〜2014年にハワイ沖での鮫に襲われる事故が急増したことから、ハワイ州の土地・自然資源課は、このほど研究を要請した。 マウイ島では、事故の記録が始まって以来、今までにない数の鮫の事故があった。

 

マウイ・ヌイ・シェルフに関して発見はあったものの、研究者たちは、なぜ鮫に襲われる事故が急激に増えたのかに関しての結論はでていない。(海に入る人の人数が増えたなどの多くの事実が絡んでいる)。 研究者たちは、ハワイの海にはタイガーシャークがいるということを一般の人たちに気付かせることで、鮫に襲われる事故の危険性を減らそうと提案している。

 

「現在ハワイの海で溺れる危険性についての情報や教育が一般の方々へ向けて行われている」と述べ、「研究結果から発見した鮫の事実も含めて、この運動を拡大できるのではないか。十分に情報が与えられることによって、一般の人々も海でどのような行動をとるべきか、決断できるようになる」。


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