市職員がカカアコの公園で ホームレスを一掃

 05/12/2018 : 328 Views

ホノルル市当局は30日、州が所有するカカアコ・ウォーター・フロント・パークと隣接する公園にホノルル警察を派遣し、午前11時から大半が慢性的に寝泊まりしているホームレスおよそ80人を退去させた。

 

以前カカアコ・ウォーター・フロント・パークのホームレスの数はアメリカで最大のホームレス居住地の1つに数えられる程に増加し、およそ300人を超えていた。それに伴って犯罪や緊急通報、衛生上の問題も急増。市と州は2015年夏に、カカアコの州と市が所有する土地や私有地で寝泊まりするホームレスの一掃作戦を実施している。それから3年が経ち未だにカカアコ近辺に残っているホームレスは、州の公園と市の舗道という管轄の異なるエリアを行き来することで取り締まりから逃れていた。

 

所有権の移行で取り締まりしやすく 問題を打開するため市当局はハワイ地域開発局(HCDA)と協力。HCDAは25エーカーのカカアコ・ウォーター・フロント・パーク一帯の複数の公園所有権を市へ譲渡する意向を示し最終決議を控えている。市当局は所有権の移転を待たずに州が所有する公園の一掃作戦に踏み切り「強制措置」と銘打った。HCDAが公園への立ち入り許可を市に与えた後、市の法務課ドナ・レオン氏は「できるだけ速やかな取り締まりの実施が望まれています。HCDAの公園に市の規則を適用する初めての試みです」と語った。所有権が譲渡されれば、管轄が異なることで取り締まりが困難だったホームレス達への対応も容易になる。

 

市当局は譲渡を見込んでウォーター・フロント・パークの開園時間を午前6時から4時に早めることも検討中。実現すれば、日の出を楽しむサーファーが合法的に公園で休憩することも可能に。州から市へ所有権の譲渡が予定されている公園エリアは合計で41エーカーに上る。レオン氏は「広大な範囲ですが、ベストを尽くします」と述べた。

 

(日刊サン 2018.05.12)


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