市の通告により レンタル・スケーター営業停止

 05/26/2018 : 385 Views

ホノルルの歩道で電動キックスケーターのレンタルを試験的に実施していたレンタル会社ライムは、18日にホノルルでの営業を停止した。

 

カーク・コールドウェル市長と市の弁護士団が17日に、スケーターを歩道に駐車するのは州法違反だと同社に通告。ライムは翌日全てのスケーターを歩道から撤収した。ライムは5月12日からレンタル営業を開始。利用者は支払いや解錠を携帯アプリで行う。利用料金は1回1ドルに利用時間1分につき15セントを加算。スケーターの時速は14.8マイルで、1度の充電で約30マイル走行可能とされた。大半の利用者は2~3マイルを走行し、公共交通機関付近での乗降が多いという。利用者はアプリで最寄りのスケーターを検索し、好きな場所で降りスタンドを立てて停める。午後10時を過ぎるとスタッフがGPSを頼りに回収し、翌朝午前6時に歩道にスケーターを並べる。

 

ライムは19日、ホノルルでのレンタルサービスの利用回数は4000回を超え、予想をはるかに超えた結果だったと述べた。 市の法律顧問ドナ・レオン氏は、複数の州法で歩道を含む道路上での販売やサービスを目的とした車両の駐車を禁止しており、1つの違反につき最大1000ドルの罰金か30日間の懲役が科されると話す。これらの罰則がスケーターの駐車にも適用され、レンタル会社の法人も利用者も対象になると加えた。ライムは「当社の低速電動スケーターは、原動機付自転車に分類されると市から通告されました。関連条例や今後の対応を検討する間、当社は一時的にサービスを停止します。サービス再開のため新しいシェア・スケーターのビジネスモデルを市と協力して確立できるよう望んでいます。当社は都市の移動性向上や交通渋滞の削減を目的に掲げています。当社が営業を行っている他の60の地域と同様に、ホノルルにも貢献したいと考えています」と声明を発表した。市長は、歩道利用者の安全を損ない危険な状況を生む行為を止めて誠意を示せば同社と議論の場を持つことに前向きだと話す。ライムは利用者に、歩道で歩行者の妨げとならないよう駐車するよう伝えているため、公共の迷惑にはならないと表明している。しかし歩道や私有地での駐車に関連した苦情が寄せられ、同社が導入した200台のスケーターのうち計96台が警察に押収された。

 

(日刊サン 2018.05.26)


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