天気予報センター: エルニーニョ現象 ハワイはこの冬も暑い日が続く予想

 09/19/2015 : 543 Views

エルニーニョに関する最新予報は、今年の冬は95%の確率で、海面水温が平年に比べて高くなるとし、ハワイでもハリケーンに見舞われる危険があり、蒸し暑い天気に、平年より高い気温がこの後もしばらく続くと予想している。

 

米国気象局のホノルルオフィスのスタッフであるロバート・バラード氏は、ハリケーンシーズンは公式に11月30日に終了するが、強力なエルニーニョの影響で、ハワイの周辺の海面水温が通常より高くなり、これによりハリケーンシーズン終了後もトロピカルサイクロンが起こる可能性があると語った。

 

「エルニーニョが発生下では、11月30日は決して魔法の日付ではありません」とバラード氏は述べている。

ハリケーンシーズンの始まりの5月からすでに中部太平洋では9つのストームが起きており、この忙しいストームシーズンが終わる気配はない。

今年のハリケーンシーズンには、ハリケーンが平年以上に多発しているのに加え、エルニーニョは、最後の数週間に暑くて湿り気の多い天気をもたらすとされ、それは11月もしくは12月まで続くと予想されている。そして、ハワイは平年より乾燥した冬となり、干魃をがもたらされる可能性もあるとバラード氏は話す。

 

「海面水温は平均以上に高く、その状態で一番暑い月(9月と10月)に突入したため、平年より気温が高く、蒸し暑い日々が続いています。冬に入ると、おそらく貿易風のない日が長期間続く可能性があります。毎日ではありませんが、平年より暖かく、湿度が高くなる傾向となる見込みです」

乾燥しているはずの夏が、すでに平年より湿度が高い。しかし、それが決して冬の間の水不足を埋め合わせするという意味ではないとバラード氏は言う。

 

「最近のたくさんの豪雨は排水されてしまっています」とバラード氏は言い、「排水されているということは、地下に吸収されていないということです」と述べた。

気象局はすでに、農家や酪農家の人たちに、乾燥する冬に備えて飲み水を用意しておくようにと警告している。乾燥した冬はまた、春と来年の夏により多くの火事を引き起こす原因ともななる。

「晴天は、ハワイ観光局にとっては良いですが、雨にたよっている人には大変です」とバラード氏は語った。

 

連邦気象庁は10日木曜日、今年のエルニーニョを平均から強のレベルに引き上げた。しかし、これは記録を破るほどではないとしている。

連邦気象庁センターの所長であるマイク・ハルパート氏は、現在の世界中で起きている気象変動は、1997-1998年のモンスターエルニーニョのレベルには匹敵しないと言う。しかし、9月の中部太平洋の海面水温はこの17年以上の中で最高気温を記録した。

現在のところ、今年のエルニーニョは、1997-98年と1987-88年のピーク時に次いで3番目に強いと記録されている。


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