「命はやわじゃない」がんサバイバー、チーム「メッセンジャー」完走!

 12/20/2017 : 1392 Views

西嶋美和子さん:愛知県在住

 ハワイは初めてなので、5歳になる娘と母の3人で来ました。マラソンは5年ほど前から始めていて、フルマラソンは今年、名古屋ウィメンズに出て5時間30分で完走できました。ホノルルマラソンも6時間を切れました! 途中、給水場の段差に引っかかって転んじゃって、左ひざをケガして痛かった。でも35Km地点を過ぎたあたりで、完走できるなって思って。ラストはものすごく頑張って走って、ゴールで娘が待っている、あ〜感動の瞬間だとスパートしたんですが、娘も母もいなくって(笑)。娘にメダルをかけてあげたら、金メダルだねって、ものすごく喜んでくれました。金メダルって重いねって。娘は42.195Kmもの距離を走り抜くことの意味までは分からないかもしれないけど、ママはすごいことをやったって、娘の中に残せたと思います。

骨の転移があるんですが、ハワイに来たとたん 痛みが消えました

 4年前に乳がんの手術を受けました。ステージ2とのことで、放射線療法や抗がん剤の治療もしました。子育てとの両立で大変だったけど、娘がいてくれたからこそ頑張れた。でも2年後に骨に転移が見つかって。治療と痛みのコントロールをしている最中です。でもね不思議なことに、ハワイに着いてから一度も痛みを感じていないんですよ。走っている最中もぜんぜん平気でした。さすが癒しの島ですね。

 転移が見つかった頃、メッセンジャーに入会したんです。会では、医療情報を共有したり、マラソンコーチのレクチャーを聞いたりします。メンバーは沖縄から北海道までいますから、メーリングリストを作って、体調や思いを伝えあったりします。私は1年前にエントリーを決めていたので秋に、伊勢で1泊2日の合宿にも参加しました。仲間とトレーニングをすると、自分の力を制限しているのは自分、できないと決めつけているのも自分自身なんだということを、気づかせてくれる。

 実は母には、骨への転移のことを知らせていませんでした。多分すごく心配して悲観するだろうから。でもホノルルで、メッセンジャーのメンバーが結束してマラソンを走り、私も完走すれば、転移をしても治っていくんだって、希望を持ってくれると信じます。メンバーとは家族のような絆で結ばれたので、ホノルルマラソンが終わって日本に帰ったら寂しくなるかな。あと2日滞在するのでもっと仲良くなって、国内レースにもみんなで参加したいです。

 

第45回 ホノルルマラソン写真ギャラリー

ケニア勢が大会記録を更新

親子で連続27年完走!!

車椅子部門優勝の土田和歌子さんと副島正純さん。中央は自身も完走したJAL大西賢会長

日本の高校生、大学生も多数参加

5時間台で完走した「氣志團」綾小路翔さん

TBS特番チームも完走

 

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