ワイキキの犯罪増加で注目される若年層

 11/10/2017 : 375 Views

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 ワイキキで殺人や暴力事件の増加が問題となっている。ホノルル警察(HPD)広報担当のミッシェル・ユウ氏は他州の都市と比較すれば犯罪は少ないとしながらも、ワイキキとしては極端に多いと話す。今年の10カ月間でワイキキで起きた殺人事件の数は、2015年や2016年の発生数をすでに超えている。

 ワイキキ向上協会代表のリック・イゲット氏を含む観光業界関係者は、特に10代の若者の犯罪への関与を懸念していると語る。「9月に起きた殺人事件のうち2件は10代と軍従事者が関係していました。2件続き、パターン化することを恐れています。なぜ若者が深夜に集まるのでしょう。ドラッグ、売春、強盗、悪ふざけのためなのか、ギャングになりたいのか、私にはわかりません。しかし私達皆が問うべき問題でしょう」と同氏は述べた。

 州法では保護者が伴わない場合16歳以下の子供は午後10時から午前4時までの外出を禁止。職場または教育施設からの帰路の場合には除外される。しかしワイキキで路上の若者を保護するユース・アウトリーチ(YO)プログラムのマネージャーによると、去年22歳までの若者が施設を利用した回数は6000回を超えるという。

 そのほとんどがホームレスで、家族もホームレスの人、養護施設の保護対象年齢を上回った人、劣悪な家庭環境から逃げ出した人など。彼らは、チャイナタウンのような怖さがなくエキサイティングなワイキキに、オアフ島中から集まってくるという。

 昨年オアフ島で逮捕された若年者は3717人で2015年よりも13%減少した。しかし4つのカテゴリーでは若年層の検挙数が増加。加重暴行で51件を検挙し、11%増加。盗品所持の罪が20件で25%の増加。治安を乱す行為が63件で2%増加。薬物禁止法違反が229件で5%の増加となった。HPDのユウ氏は、8月からワイキキで家出を補導したケースが6件に上っており、今後夜間外出違反を含む若年層が関連する違法行為により焦点を当てていくと発表した。

 

(日刊サン 2017. 11. 4)


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