マカダミアナッツの外来種被害 昆虫対策に資金提供呼びかけ

 10/08/2016 : 501 Views

アメリカ下院議員のタルシー・ギャバード氏は、ハワイのマカダミアナッツ産業を脅かす外来種の昆虫対策として資金提供を呼び掛けている。
9月末にマカダミアフェルトカイガラムシと戦う法律が導入された。この昆虫はコナカイガラムシに類似しており、マカダミアナッツの成長を止めたり歪めてしまう。ギャバード氏は「ハワイのマカダミアナッツ産業は昆虫対策に何百万ドルも費やしている」と語り、議会にマカダミアフェルトカイガラムシ対策の研究と開発の援助を求めている。また、他作物の保護を含む、害虫管理プログラムの開発も訴えている。

「先月、ハワイ島の複数の農家を訪ねました。この小さな侵入者たる昆虫が農場を破壊し、コナやカウ、ヒロといった地域の生活を脅かしているという話を何度も何度も耳にしました。この解決策を見つけるためには連邦の資金が是が非でも必要なのです」とギャバード氏は会見の中で述べた。
マカダミアナッツの栽培者たちによれば、ハワイが1年で生産する50 million pounds のナッツを育む16,000 acresもの農場をこの資金で保護できるようになるという。

マカダミアフェルトカイガラムシは、ハワイの農業を脅かす4300の侵入生物種のうちの1つ。多くの外来種がハワイ原生林を荒廃させ、保護が必要なまでにその数を増やし続けている。
合衆国魚類野生生物局は9月末に絶滅危惧種に39のハワイ固有の植物と10種の生物を加えると発表している。同危惧種には、クロコシジロウミツバメ、オレンジブラックハワイイトトンボ、アキアカネプールシュリンプ、および7種のメンハナバチなどが含まれている。

合衆国魚類野生生物局で太平洋諸島魚類野生生物支局フィールドスーパーバイザーのマリー・エイブラムス氏は「これらの種は全て生息地を失ったことと侵入生物種の影響を受けています。そしてこれらの種が絶滅危惧リストに載ったことで、絶滅するほどの脅威に対する大きな注意喚起になることでしょう。私達の修復プロセスの開始にも役立ちます」と、話す。
この活動で取り扱われる種のリストや、連邦官報、関連する文書については電話792-9400かウェブサイトgoo.gl/kTPE7Hで確認できる。


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