プエオ 「奇跡的」回復で、野生に戻る

 08/01/2015 : 576 Views

2014年にラナイ島で、大怪我を負い、衰弱しきった状態で発見されたハワイ固有種のふくろうプエオが、ハワイ野生センター(HWC)で、健康を取り戻し、今週無事ラナイ島に戻ることができた。

 

このプエオは、2014年11月初旬に、ラナイシティーに向かうハイウェイで、頭と目にひどい怪我を負ったところを発見された。プエオは、まずマウイ島の森林野生生物課(DOFAW)の元に運ばれ、ハワイ島で唯一の固有種の鳥やコウモリの病院でもある非営利団体HWCに移送された。

ラナイの消防隊が、救助と移送を手伝い、野生ボランティアプログラムのHWCウィングのボランティアパイロットの助けもあって無事移送できた。

 

プエオは、HWCリハビリスタッフによる完全看護とともに、ウォーレン・シェトロン医師による追跡検査が行われた。9ヶ月に及ぶ、頭と目の怪我の治療と、体調の回復は、ゆっくり少しずつであったが奇跡的回復をもたらしたことになり、救助と治療に携わった多くの人を驚かす結果となった。

 

「このプエオは、目の怪我は完全に治ったものの、神経と視覚障害をもっており、また外の世界に戻せるかどうかは分かりませんでした。こうした障害を克服し、回復していく姿を目の当たりにしてとても感激しています。自分で食事ができ、目的をもって飛ぶことができ、とまり木に向かって飛んで着地することができるようにもなりました。さらに、餌に目の焦点をきちんと合わせられたこともHWCのリハビリ施設での画期的な出来事です」と野生リハビリテーションのマネージャー ジュディ・エラル氏は語った。

 

プエオは、ハワイ唯一の固有種のふくろうで、やはりハワイに生存するメンフクロウと混同されやすい。プエオは、主にハワイ島に生息し、オアフ島では、絶滅危惧種として州に認定されている。

 

「ここがハワイで唯一の固有種の鳥とコウモリの病院である以上、我々ハワイ野生センターは、ハワイ全島のために働きます」と HWC会長兼ディレクターのリンダ・エリオット氏は言い、「何が固有種の鳥やコウモリにとって一番いいかを考えるが私たちの目的です。今回の驚くべき成功例によって、どの島であろうが、もし病気や怪我をした固有種の鳥やコウモリがいたら、私たちが力になれるということを証明することができました」と語った。

 


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