ヒールド・カレッジが閉鎖に

 05/02/2015 : 488 Views

ヒールド・カレッジの親組織が、学校の運営を止め、全米28か所のキャンパスを閉鎖することを26日日曜日に発表した。

 

ヒールド・カレッジを所有するコリンシアン・カレッジは、残っているキャンパスの売却ができないのは政府の規制のせいだと主張している。キャンパスを売却することができれば、クラスを続けることができる可能性がある。同校の閉鎖によって、全米で16,000人の学生が影響を受ける。

 

カピオラニ・ブルバードにあるヒールド・カレッジ以外では、カリフォルニアのエベレスト・アンド・ウォーテック・キャンパスや、アリゾナとニューヨークのキャンパス、また、メインランドにあるヒールド・カレッジ11校も閉鎖される。

 

「とてもショックです。すべてはもうOKだと思っていたのですから」と語るのは、ヒールドのメディカル・アシスタントの学生、メアリー・ジェーン・キャバヒットさん(24)。キャバヒットさんは、ヒールド閉鎖の可能性を知り、今月初め、学校を守るために10,000人の人と共に署名をした。そして、1週間前に授業が開始されていたため、「私たちは勉強が続けられると思っていました」と語る。  昨年夏に政府の規制により、学生ローンの利用が打ち切られ、学生の成績と卒業生の就職先を改ざんしたとして糾弾された後、ヒールドの親会社は、学校の売却または閉鎖を開始した。

 

4月14日にはアメリカ文部省が同社に3000万ドルの罰金を告知した。ヒールドのキャンパス内で、学生に虚偽の就職率を提供し、志願者の誤解を生んだことが罰金の理由である。  コリンシアンは、150年続いたヒールドを売却するため、更なる交渉の途中だったと述べている。しかし、政府と州の規制者は、バイヤー側の条件を課すことを求めたため、交渉は失敗した。  「私たちは残りのキャンパスを売却するために承認されたバイヤーを見つけ、学校の運営を続けるためにできる限りのことをしたということを知ってほしい。同校の売却に興味を示した人もいましたが、残念なことに、最近の州と政府の規制が主な原因となり、売却を完了することができませんでした。私たちに残された選択肢は、学校の閉鎖だけでした」コリンシアンのチーフエグゼクティブ・オフィサー、ジャック・マシミノ氏は、生徒宛の手紙で説明している。

 

ヒールドは、学生が成績証明書を取得するため、29日・30日に会議を開催する。また、学生が学業を続ける方法についても説明を行う予定である。  同校には約1,700人の学生が在籍しており、90人の教職員が授業を担当していた。


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