タンタラスの丘に暴走車 トライアスロン選手が重体

 02/07/2018 : 852 Views

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オアフ島で最も有名なカーブの多い道タンタラス・ドライブで25日、他の車とドリフトレースをしていたと見られる車がレクチェ・アルトマンさん33歳と衝突。重体となった彼女の父親は、「全くばかげています。レース場ではないのですよ」と憤り、道路の安全性の改善を訴えている。

アルトマンさんはハワイ出身の優勝経験のあるトライアスロン選手で、25日午後5時30分頃スポーツ団体『ボカ・ハワイ』のメンバーと共にタンタラスを自転車に乗って下っていた。

警察によると、20歳男性の乗った日産のセダン車が他の車とドリフトで競争中にコントロールを失って反対車線をまたぎ、第3観測所付近でアルトマンさんに衝突したという。

加害運転手は第1級自動車運転過失傷害容疑で逮捕された。アルトマンさんの容態は26日朝に安定し、車の突進による骨折部位の手術を受けた。アルトマンさんは左脚を複合骨折、右脚大腿部と腕を骨折、右手と手首を損傷。

彼女はボカ・ハワイのスイミングとサイクリングのコーチとして勤務し、タンタラスで週3回サイクリングをしているという。トライアスロン選手として2016年のハワイ70.3アイアンマン・アマチュア大会で優勝。コロラド州で開催された2016年のアイアンマン・ボルダー大会でも女性チャンピオンに輝いている。

 

深夜のドリフトレースを見かけたら通報を

タンタラス・ドライブでの車同士の競争はここ数年、問題視されてきた。Sカーブの道路はスリルを求めドリフト走行をするドライバーを惹きつけ、至る所にタイヤ痕を残している。

市は2010年に17万5000ドルの予算を拠出し、ドリフトが多く行われる区間にタイヤが滑らない紙やすり状の舗装を行った。効果はあり、ドリフトは減ったがスピードを出し暴走する車の問題は続いている。

現在も月に1〜2度ドライバー達が深夜にレースを行う姿が目撃されている。レースを行うドライバーは見張りを置いて警察を警戒しているようで、検挙は容易ではない。

ホノルル警察交通課のベン・モズコウィッツ警部は、日産セダンと競争していた相手の車を特定するため目撃者の情報を求めていると発表。心当たりのある人は955-8300まで連絡を。

アルトマンさんを支援する寄付をgofundme.com/lectie-altman -fundで受け付けている。

(日刊サン 2018.02.03)


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