カハウイキ・ビレッジ、入居開始 東日本大震災の仮設住宅を再利用

 01/21/2018 : 589 Views

ビジネスマンのドゥエイン・クリス氏が描いた、プランテーションのようなコミュニティでホームレスや就労者のいる家族に恒久的な家を提供する計画が現実となった。

『クリスのカハウイキ・ビレッジ』に12日、第1期の30世帯が入居。11.3エーカーのビレッジはH-1高架下の山側の端にあるケエヒ・ラグーン・パークとサンド・アイランドの間に位置し、ビレッジ内の住宅には2011年に日本で起きた津波の被災者が利用していたプレハブ住宅が利用されている。

H-1の高架下は、4カ月前警察が取締りを行うまでオアフ島で最も危険なホームレスの溜まり場となっていた。

最終的にカハウイキ・ビレッジには153世帯およそ630人が居住可能になる予定で、153戸の1〜2ベットルームの住宅の家賃は月額725〜900ドル。ビレッジ内の幼稚園とデイケアセンターが数週間以内にオープン予定。ビレッジの運営はインスティチュート・フォー・ヒューマン・サービス(IHS)が行い、住民へ福祉サービス支援も提供する。

IHSは近くのサンド・アイランドに輸送用コンテナで作られた『ハレ・マウリオラ・ホームレス・ナビゲーション・センター』も運営しており、州で最大のホームレス緊急シェルターを提供している。

ビレッジの土地は人口に対するホームレス率が全米最高となる緊急宣言をデービッド・イゲ知事が発令したのに伴い、州から市へ移行された。市は土地をビレッジに1年間1ドルで10年間リースし、さらに10年間の延長も可能とした。市はビレッジに400万ドル相当の下水道と飲料水を提供する予定で、そのコストは合計1200万ドルと見られている。

しかし、この計画の大部分は民間企業からの寄付に支えられており、イゲ知事もコルドウェル市長もアイオ・グループの創始者であるクリス氏を称賛している。

クリス氏は12日に「全米でも初めての種類のコミュニティの基礎を築き、導入したクリーン・エネルギーの小規模発電網は世界でも初の試みです。ハワイの皆が私欲を捨てて心を一つに、資源を寄せ合って達成できました。本日入居した家族を、心よりエ・コモ・マイ(ようこそ)と歓迎します」と述べた。


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