「ザ・ハワイ・日系レガシー」写真展開催

 06/29/2018 : 889 Views

ハワイ日系移民史150周年を迎える今年、ハワイ州各所ではさまざまな関連イベントが開催されている。

 

 

ホノルルのカハラ・モールでは「ザ・ハワイ・日系レガシー」写真展が7月1まで開催されている。写真展では、日英両語の解説と共に貴重な写真や資料がパネル展示されており、ハワイ日系移民史150年の移り変わりが一目で把握できるようになっている。 今から150年前の1868年、後に「元年者」と呼ばれる150人の日本人が初めてハワイに入植し、さとうきびプランテーションでの労働に従事した。1885年以降、ハワイ王国と明治政府の合意によりさらに多くの日本人が入植を開始。1902年にはさとうきびプランテーション労働者の約7割が日系移民で占められ、1924年の排日移民法成立までの間、約22万人の日本人がハワイへ渡った。それに伴い、多数の「写真花嫁」がハワイに移住。初対面の日系1世たちと結婚し、家庭を築いた。 1941年の太平洋戦争勃発後、ハワイの日系人たちはオアフ島のホノウリウリを始めとする州内5箇所の収容施設に収監された。一方、2万人以上の日系2世たちがアメリカ軍兵士として参戦し、各戦場に送られた。一方で、2万人以上の日系2世たちがアメリカ軍兵士として参戦し、各戦場に送られた。戦争末期には、米国陸軍軍事情報部に所属する約6000名の2世兵士たち(うち約半数がハワイ出身)が日本語で降伏を呼びかけ、戦争の早期終結に貢献。戦後は通訳などとして日米間の国交回復や、日本本土の戦後復興に尽力した。戦中に自粛されていたハワイの日本文化や慣習も徐々に復活し、現在の隆盛に至っている。 写真展には地元の日系人を始めとした多くの人々が訪れ、写真を撮ったりメモをとるなどしながら自らのルーツとなる日系移民史に関心を寄せていた。「ザ・ハワイ・日系レガシー」写真展は、8月から12月の4カ月にわたり、下記の4カ所でも開催される予定。

 

(日刊サン 2018.06.29)

 

(取材・文 佐藤友紀)


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