筋肉は何歳になっても強化できます

 12/29/2018 : 259 Views

転倒予防で、 健康寿命を伸ばしましょう!

 シニアの転倒の多くは“わが家”で起きていることを知っていますか?  外出先でも庭でもなく、住み慣れたわが家の室内で転んでしまうことが多いのです。どこで転んでしまうかというと、

1位:居間・リビング、2位:玄関、3位:階段、4位:寝室、5位:廊下、6位:浴室、の順です。

 段差のある玄関や階段より、居間やリビングでの転倒が最も多いのは、カーペットや電気コードなど、わずかな段差にも足を引っ掛けつまずきやすくなっているから。東京消防庁の調査によると、転んで救急搬送される高齢者が増えており、その数は1年間で都民だけでも約7万3千人も!事故の大多数は住宅内で起きているそうです。そして高齢者が“要介護”となる原因の4位が転倒によるもの。転倒は“寝たきり”につながりかねません。ご自身のリスクを知って、転ばぬ先の杖、早めに対策を立てましょう!昨年、NPOわかばネットワークの勉強会で好評だった、ドクター・オブ・フィジカルセラピストの中村元紀さんによる転倒予防のレクチャーを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Doctor of Physicai Therapist 中村元紀さん

 

僕は現在、ホノルルのJACOリハビリという、外科専門のクリニックにフィジカルセラピストとして勤務しています。 フィジカルセラピーというのは、怪我や骨折、痛み、障がいなどを回復、軽減するために行うリハビリのことです。子どももシニアも妊婦さんも、あらゆる人が対象です。  さて皆さん、年齢とともにシニアはどうして転びやすくなるのでしょうか? 視力が衰えたり、持病や服薬、認知機能が影響することもありますが、主な原因は筋力が減り、バランス感覚が衰え、関節が動きにくくなったり、姿勢が悪くなったりといった、体の運動機能の低下によるものです。ご自分の今の体力は転びやすいか否か、リスクをスクリーニングすることができます。やってみましょう。

 

 

①Timed Up and Go test  

 椅子に座った状態から立ち上がって、3m歩いて戻り、また椅子に座ります。往復6m歩くわけです。10秒以下ならまずまず合格です。ふらつきはないか、テンポよく歩けるか、ターンは安定しているかセルフチェックします。14秒以上かかる場合は、転ぶリスクが高い傾向にありますね。はい、モニターのメイさんは73歳で6秒ですから大合格です!

 

 

 

 

 

②30second Sit to Sand test  

椅子から立ったり座ったり、30秒間に何回行えるか、回数を数えてみましょう。無理のない範囲でやります。  

ミチコさん、91歳で20回もできたんですか? 驚異の若さですね!

 

 

 

 

 

●筋力とバランス感覚を鍛えましょう  

 

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