HAWAII! OISHII! ハワイイ! オイシイイ! Vol.15 コラム@ココナッツラバー

 11/03/2017 : 264 Views

個性的だからこそ、好きになると病みつきになるブラッククミンシードオイル。

 

 

『ヨルタモリ』ってバラエティをご存じだろうか。舞台は東京の下町、湯島のとあるバー。ママさん役は、和服姿の宮沢りえさん。ママのもとに夜な夜な通うのは、岩手県在住のジャズ喫茶マスターに扮した、タモリさん。毎回豪華ゲストを迎え、オトナの男と女の、アブナくっておかしくって可愛くってクール! な、トークがはじける番組だ。

 

「クミンってワキガの臭いよね」、宮沢りえさん、サラリとのたもう!

こないだの放送ではリリーフランキーさんがゲスト。私はリリーさんのファンでもあり、お酒片手にテレビにかじりついていた。

と、トークは下ネタ系からフェロモン臭へ。するとりえママ、「クミンってワキガの臭いがするけど、あれがいいのよね、私、好き」と、涼しい顔してサラリ。かっけー! りえママの口からワキガと発せられると、ちっとも臭くない。むしろ甘やかで魅惑的で芳しい匂いを妄想。すごいなあ、宮沢りえのオンナっぷり。  

というわけで、宮沢りえさんにあやかって、今回はブラッククミンシードオイルを紹介します。

オメガ3系のフラックスシードオイルなど、最近さまざまな植物オイルが赤マル急上昇だ。植物オイルの原料はその実や種。実や種には植物を大きく成長させるためのさまざまな栄養や、紫外線から身を守るポリフェノールなどの機能成分がたっぷり含まれている。

ひと昔前までは、油は太る、コレステロール値を上げるから体に悪い、といわれがちだったけれど、 旧態然としたカロリー計算ばかりの栄養学から、分子栄養学にトレンドは移行。おかげで健康効果の研究が進み、体に良いウエルネスオイルとして高く評価されるようになった。

 

ツタンカーメンも御用達の、ブラッククミンシードオイル。

カレーのスパイスとしてよく使われるクミンは、古代エジプトの昔から、ポテンシャルの高いクスリとして珍重されてきた。古文書には「ブラッククミンシードは死以外の病気を治すことができる万能薬」と記され、かのツタンカーメンの墓からもクミンオイルの痕跡が発見さ れた。

最新の研究ではアミノ酸15種、オメガ9系やリノレン酸などの抗酸化力のある脂肪酸やポリフェノール、カルシウム、 鉄、セレニウムなどのミネラル、ビタミンA、B群、Cなどなど、確認されている栄養成分はなんと100種以上。驚異のウエルネスオイルなのだ。

 

ビターでスパイシーな味のオイル、シンプルなコールスローがおすすめ。

さてそのお味。りえママが評した、ワキガを連想させるほどワイルドではない。でも、スパイシーな味わいと、喉の奥を通る時、オトナの辛みを感じるビターな個性派だ。おすすめは、キャベツのコールスローサラダ。千切りキャベツを塩で軽くもみ、酢とブラッククミンシードオイルで和 える。クミンを加えれば、りえママ好みに!

(日刊サン 2015. 8. 11)

 

 

 

奥山夏実 おくやまなつみ●フリーランスライター


『クロワッサン』の特約記者を25年続け、東京を拠点にハワイは毎年、半年ほど滞在。近著に『ココナッツオイルバイブル1、2』、『HAWAII 住むように暮らす』(ホノルルの博文堂でも発売中)など。


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