日刊サンスタッフのいいもの発見!KE ALOHA CAFE

 07/04/2018 : 700 Views

最高の褒め言葉は“懐かしい味”!♦

カフェというと、つい日本のコーヒーやティーにペイストリーを出すモダンな店を想像してしまう。でも、アメリカでCAFEが店名につく店に入ったら、長い歴史を感じるダイナーでびっくりした経験はないだろうか? ところが、ケアロハカフェは逆で、今風のカフェかと思えるインテリアでありながら、蓋を開けてみると、日本の昔ながらの喫茶店を目指している店とわかり、良い意味でカウンターパンチをくらった。

 

店特製のうどんパスタに注目!

 

喫茶店と言いながらも、実は、メニューもベーグルやすき焼きスライダーもあれば、お酒も飲めて枝豆やポケサラダなどのププまで揃いとてもユニークだ。 中でも、シェフが試行錯誤しながら力を入れているのが「うどんパスタ」メニュー。全6種類ある中でも、この店のシグネチャーとなっている「広尾のカレー」をかけた“オックステールカレーうどん”は、この店でしか食べられない。ご存知の方もいるかもしれないが、広尾のカレーとは、東京の広尾と神戸にある行列ができる有名店。 オックステールを6時間煮込んだスープに玉ねぎ、りんご、赤ワイン、スパイス8種類をブレンドしたルーで仕込みには1日がかり。それにシェフが、オリジナルの出汁とカレーを混ぜて、ケアロハカフェ限定メニューにした。ごろっとしたオックステールにハラペーニョ、さらにはキャベツの千切りがのっかり、今までに見たことのないカレーうどんでインパクト大。そして、見た目だけでなく肝心な味も裏切らない。  ハワイでこれだけこだわって丁寧に作ったカレーうどんを味わえるのはとても貴重だ。また、カレーにキャベツがこんなに合うなんて!と新しい発見もさせてくれた。  

 

 

それから、もう一品気になったのが、“名古屋の喫茶店風ナポリタン”。シェフの故郷である愛知県の喫茶店では、定番メニューのナポリタンは、鉄板に半熟卵をひいて、その上にナポリタンをのせるのだそうだ。日本人でも愛知県出身者でない限り、これは目新しく感じる。 シェフは、またそれにひとひねりいれて、スパゲティではなくうどんで作っている。しかも、「日本の昔ながらの喫茶店の味」とは簡単に言うものの、実は、その味をハワイで再現するのは非常に難しいのだ。まず、ナポリタンに必須のケチャップが、日本製とアメリカ製では味が全く違う。あの昔ながらのナポリタンの味をだすために、数え切れないほど試作をしてやっと完成させたという。だから「懐かしい味ですね」が、ここでは最高の褒め言葉になるのだ。店内にはテレビや無料Wifiもあり、気兼ねなく長居できるようになっており、「本当に喫茶店の感覚で、気軽に来て頂けたら嬉しいですね」と語るシェフ。その居心地の良い空間を提供するために、今日も「懐かしい味」作りにいそしんでいる。

 

(取材・文 実紀カバットバット)

 

(日刊サン 2018.07.04)

 

KE   ALHOHA  CAFE

【営業時間】9am〜11pm 日曜定休 【Happy Hour】3:30pm-6:30pm 【TEL】808-376-8105

 

 

 

808 Sheridan St, Unit 110(ウォルマートすぐ裏)


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