人気料理研究家 藤沢セリカさんの【食べてアンチエイジング! 美味しい年の重ね方】

 08/17/2017 : 1478 Views

@PIXTA

 

どうすればAGEを増やさず美肌を手に入れるか?

すぐに満腹感を得られて簡単な食べ物、それは炭水化物です。手間をかけず簡単に済ますことが出来るからと言っておにぎりだけとか、菓子パンだけ食べるなどはもっとも老化を促進する一歩。炭水化物に含まれる糖質は老化物質AGEの大好物です。

AGEとは、「終末糖化産物」体内のたんぱく質とエネルギーとして代謝されずに残った糖がくっつき蓄積され変異したもの。これが発生すると肌のハリが失われ、たるみやくすみの原因にもなります。まさに美容の敵!これを作らない、糖化を防ぐことがアンチエイジングにとって最も重要な課題です。

さて、どうすればAGEを増やさず美肌を手に入れるか?

糖化を防ぐ食事法は、「食後の血糖値を急激に上げない」です。基本的に糖質の低いものを選ぶことがベストですが、食べたいものを食べることが一番の幸せ、ですよね。ならばまずは食べるのをやめる、ではなく置き換える、です。白米を玄米、うどんよりそば、といったように食物繊維やミネラルが多い精白されていないものを選びます。食物繊維は糖質の吸収を穏やかにしてくれるので、毎回の食事に野菜をプラス。またキノコ類や海藻、大豆類などの糖質が低いものを積極的に摂りいれ、バランスのとれた食生活を心がけましょう。日々の食べ方、組み合わせの工夫がアンチエイジングに繋がります。

 

★★ アンチエイジングにおすすめのメニュー 1日シュミレーション ★★

☆ 朝 ☆

小松菜、リンゴ、キウイ、パイナップル、レモンを入れたスムージー、どうしてもお腹が空いたら、ヨーグルト

☆ 昼 ☆

グリーンサラダ、きのこのマリネ、ライ麦パン、牛肉の赤ワイン煮(下記レシピ参照)

☆ 夜 ☆

豆腐のサラダ、玄米 ナスの煮びたし、しゃけと野菜、きのこのホイル焼き

 

【牛肉の赤ワイン煮】

(材料2人分)

牛ブロック・・・400g

玉ねぎ・・・1個

オリーブオイル・・・大さじ2

にんにく(つぶす)・・・1かけ

赤ワイン・・・1カップ(200cc)

デミグラスソース・・・1カップ

コンソメ・・・大さじ1

水・・・400cc

ローリエ・・・1枚 

バター・・・大さじ4 

塩コショウ・・・少々

【作り方】

①玉ねぎはスライスし、肉は大き目に切って塩、コショウをふりかけ15分ほどおきます。

②鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかけ、にんにくの香りが立ってきたら一旦取り出しておきます。

③①の肉をキッチンペーパーなどで水気をよくふき取り②の鍋に入れて両面こんがり焼きます、

④鍋に玉ねぎを入れて軽く炒めたら赤ワインを加えます。

⑤赤ワインが沸騰してアルコールが飛んだらそこへデミグラスソース、コンソメ、水、ローリエを入れ、弱火で肉が柔らかくなるまで煮込みます。この時、肉が柔らかくないのに水分が足らなくなったら200㏄ほど水を足して、柔らかくなるまで煮込みます。

⑥肉が柔らかくなり、水分も少なくなったら塩、コショウで味をととのえ、バターを落して全体に絡めます。

★盛りつけの一例 牛肉の赤ワイン煮にマッシュポテト、ミニトマトを添える。

 

 

 

(日刊サン 2016. 9. 27)

 

藤沢セリカ

ハワイ・アイランド料理研究家。アンチエイジングアドバイザー。ハーブコーディネイター。 料理研究家の母から料理を学ぶ。ハワイ滞在と子育てをきっかけに料理研究家へ。その後さまざまな国へ渡り、現地のレストランなどで修業し、多国籍料理への造詣を深める。多国籍料理ベースのオリジナリティある家庭料理をTV、雑誌、書籍などで発表し、好評を得る。著書に「Theハワイアンパンケーキレシピ」「ボケを遠ざける健康油 ココナッツオイルレシピ」「ケトジェニックダイエットレシピ」(河出書房新社)共同監修書に「ハーブとスパイスの図鑑」(マイナビ)料理担当書に「ワインの図鑑」などがある。

1 2 3