人気料理研究家 藤沢セリカさんの【スーパーフード活用法 Vol.1 アンチエイジングへの取り入れ方】

 05/10/2017 : 1546 Views

スーパーフードとは?

最近よく耳にするスーパーフードという言葉。スーパーやコンビニなどでも、スーパーフード入りのお菓子やドリンクを見かけることも多いと思います。なかでもアサイー、チアシードなどが有名ですが、その他にどれだけの種類があるのか、どのように食べるのか、そもそもスーパーフードとはなんでしょう?

最初はアメリカやカナダで食事療法を研究する医師たちや、ローフード、リビングフードなど自然療法的な食事を実践している人たちの間で「スーパーフード」という言葉が使われ始めたそうです。

定義は「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること、あるいは、ある一部の栄養、健康成分が突出して多く含まれる食品であること」としています。(日本スーパーフード協会HP参照)うーん、イマイチ分かりにくいですよね? 私が解釈するにはアンチエイジングに最適な食材。食生活のバランスを整え、健康で若々しいからだを作るための食品、だと思います。

それだけを食べるのではなく、普段の食事にプラスするだけで肌の張りが良くなったり髪に艶がでたり。置き換えればもっと効果を期待できる食品。ステキですよね?

では、まずはどんな種類があるのか、どのようにとり入れたらよいのか、検証してみましょう。

 

スーパーフードの種類

スーパーフードはざっくりと2種類に分かれます。まずはプライマリーと言われる代表的なもの。主にパウダーやサプリメントとして販売されています。 もう一つは私が勝手に?作った言葉で「キッチンスーパーフード」。こちらはどこのスーパーでも手に入る、いわゆる普段食ですが、とびぬけて栄養価が高く、体に良い成分が多く含まれているもの。毎日何気なく食べているものの中にも、実はスーパーフードがたくさんあります。それを組み合わせてより効果的に食べることで、アンチエイジングに繋がる、と思っています。

スーパーフードのカリスマと言われているアメリカ人のデイヴィッド・ウォルフ氏や日本スーパーフード協会が認めるプライマリー、基本になるスーパーフードを右に紹介します。私がおすすめするキッチンスーパーフードに関しては次号に詳しく書きますね、お楽しみに!

 

今もなお増え続けているスーパーフード、それを食べる理由

プライマリーとして挙げたものはほんの一部で、現在もスーパーフードとして認められ販売されているものがたくさんあります。

マキベリー、カムカム、ノニ、ヤーコン、インカベリー、ケルプ、などなど。その多くが植物で、しかも過酷な状態で生息しているものがほとんどです。人工的に育てられたものではなく、限りある自然条件の中で生まれ育った植物からは、科学的には完全に解明しきれない方法で食べる人に元気を与えてくれます。

食べることにより高い栄養を摂取でき、それが強い免疫力をつける。今まで蓄積されてきた毒素、化学品、殺虫剤を体内から排出し、過激な脂肪を追い出す。まさにスーパーフードを食べることでデトックスに繋がりますね。

 

まずは普段の食事に取り入れてみましょう

サプリやパウダー状になって販売されているプライマリースーパーフードのなかでもスピルリナは、藻なのに食品に混ぜると、緑というよりも真っ青で少し驚きますが、特に際立った味も香りもないため、どんなものに入れても合います。ただ料理は見た目も美味しさの評価につながりますから、スピルリナに馴れるまでは海のものや色を楽しめるものと合わせることから始めましょう。

 

プライマリースーパーフード10

スピルリナ

湖で育つ藻の一種。30億年前に誕生したと言われる地球最古の植物です。アミノ酸、ビタミン、ミネラルに加え食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の栄養成分が含まれています。なかでも美肌に欠かせないたんぱく質が70%も! 味はなく、パウダーで販売されているので、スムージーに入れたり、パンケーキに入れたりとあらゆる料理に活用できます。

 

アサイー

アマゾンに生息するポリフェノール満点のフルーツ。スーパーフードという言葉が出回る前から知られていたアサイー。なぜかと言うと世界のセレブがアサイーを食べて痩せたとかキレイになるというコメントをSNSなどで広め、評判になりました。また、ハワイでアサイーボウルが流行ったということも火が付いたきっかけです。なので、今でもアサイーはハワイの物だと思っている人も少なくないはず。抗酸化が強くダイエットにも効果があると評判のアサイーは奇跡のフルーツと言われるほど栄養が満点。ピューレ、パウダー、ドリンクなどで販売されています。

 

カカオ

チョコレートの素であるカカオはいまだ解明されていない不思議な植物なのです。苦み成分のテオブロミンは、脳を刺激して集中力を高めたり、自律神経を調節してリラックスさせる効果の他、恋する気分を盛り上げてくれる、らしいです。だから?バレンタインには恋人にチョコをあげて二人で食べ、気分を向上させて…とのこと。チャレンジしましょう!!

 

ココナッツ

以前にもココナッツオイルについて書かせていただきましたが、ココナッツにはあらゆる効能が期待できます。脳に良いのはもちろんのこと、デトックスやむくみにも効果が期待できます。カリウム、食物繊維が豊富でマグネシウムもあり。私たちの細胞にいち早く吸収してくれます。オイル、ウォーター、シュガー、パウダーなど色々な形で販売されているので生活にとり入れやすいですね。

 

ピーポーレン

聞き慣れない言葉かもしれませんが、ハチミツを集めるミツバチが集める花粉です。花粉症の人が聞くとぞっとするかもしれませんが、逆にこれをとることにより花粉症の改善に期待できるという代物です。アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素が豊富で美容には最適。ヨーグルトやアサイーボウルなどのとろみがあるものに入れて食べるのがおすすめです。

 

チアシード

ツブツブが特長のチアシードはお腹の中で膨らむのでダイエットにピッタリ。シソ科サルビア属、ミントの一種の植物チアの種子です。古代アステカの知恵と力の種と言われ、南米ではポピュラーなスーパーフードです。浸水させると10倍ほどになるので、ヨーグルトやドリンクなどに入れて食前にいただくのがおすすめ。体内では作れないαリノレイン酸が豊富なので、コレステロールを下げる効果も期待できます。

 

ゴジベリー

クコの実として中華料理ではお馴染みのスーパーフード。中国ではクコの実を食べて500歳まで生きている(現在進行形)、という話もあるほど長寿の実として有名です。成分的にはたんぱく質、ビタミン、ミネラルと、ある程度普通な感じですが、薬膳的には滋養強壮、血行促進、血糖値の安定、抗炎症などの効果があると言われています。疲労回復や抗酸化作用が強いのでアンチエイジングには最適ですが、不老不死になれるかどうかは・・・試してみて下さい。

 

アロエ

ヌルヌルが美容効果あり?アロエと言えば道端に生えているイメージですよね。観葉植物としても人気ですが、実はすごい力があるのです。肉厚な葉には殺菌作用や炎症を抑え、昔から火傷や怪我の手当てに使われてきました。食用的にはアロエベラ、ヌルヌル成分であるムコ多糖類には免疫アップ、抗炎症作用などがあると言われています。肌に潤いを与えてくれるので日焼け後などには最適です。

 

マカ

男性の味方?のようなイメージがありますが、マカは神経系、心血管系。筋肉のバランスを調整してくれます。また、酵素とエネルギーがストレスなどの精神に良いとされています。また、生理不順や更年期のホットフラッシュ、気分のむらなどにも効果があると言われています。これは試したいですね、一般的にはパウダーで販売されていますので、お料理に一振り、いかがでしょうか?

 

ヘンプシード

麻の実。七味に入っている白い粒がお馴染みですよね。ヘンプと言うとマリファナ(麻薬)のイメージがありますが、ヘンプシードは立派なスーパーフードです。ヘンプはココナッツ同様、無駄な物がなく、繊維質は織物や紙になったりします。ヘンプシードの持つ体に良い成分はミネラル、アミノ酸など。お菓子に入っていることが多いですが、オススメはオイル。クセも匂いもほとんどないのでサラダにかけて食べられます。

 

スーパーフードを使ったハワイアンなレシピ

スピルリナはパウダーなので気軽に何にでもかけられます。納豆にはビタミンはもちろん、女性に嬉しいイソフラボンがたっぷり。また、ナットウキナーゼは血液をサラサラにしてくれるので、鉄分の多いマグロと合わせて夜に食べるのがオススメです。

 

スピルリナと納豆のスパイシーポケボウル

<材料 2人分>

・キュウリ 1本

・塩 適量

・スピルリナ 小さじ1/4

・しょうゆ 小さじ1

・みりん 小さじ1

・納豆 1パック

・マグロ(1cm角に切る) 1柵

・とびっこ 大さじ1

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