4月8日は花祭り

 04/07/2017 : 677 Views

 

 

六根清浄

六根清浄とは、人間に備わった意識の根幹である、眼根(視覚)、耳根(聴覚)、鼻根(嗅覚)、舌根(味覚)、身根(触覚)、意根(意識)の六根を清らかにすることです。

 

 

六波羅蜜

「六波羅蜜」とは、菩薩の6つの修行徳目のことです。「波羅蜜」とはパーリ語、サンスクリット語で「完全・最高であること」を意味し、悟りを得るため仏教の修行で達成されるべき修行を指します。六波羅蜜とは、見返りを求めず他人を助ける「布施(ふせ)」、いかなることにも耐え忍ぶ強い心を持つ「忍辱(にんにく)」、自分で決めた決まりを守り自らを戒める「持戒(じかい)」、日々の努力を惜しまない「精進(しょうじん)」、第三者の立場で自分を見つめる「禅定(ぜんじょう)」、上記5つの修行を実践し中道を歩む「智慧(ちえ)」を指します。

 

 

ガネーシャと歓喜天

仏教の発祥地、インドでは、象は高貴な人の乗り物であり、白い象は「聖獣」として大切に扱われています。インドの主要な宗教、ヒンドゥー教には、ガネーシャという神様がいます。人間の体に、片方の牙が折れた象の頭と、四本の腕を持っています。あらゆる障害を司り、またそれを取り除くとされており、厄除け、財運、学問の神として信仰されています。  仏教に取り入れられたガネーシャは、歓喜(聖天)と呼ばれています。歓喜天は、仏教に帰依して仏教における三宝「仏、法、僧」を守りながら、財運と福運をもたらす神様として日本各地の寺院に祭られています。

 

ガネーシャ pinterest.com

 

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アジサイの仲間

「甘茶」は、ユキノシタ科のガクアジサイの仲間「アマチャ」の葉を乾燥・発酵させ、煎じてお茶にしたものです。黄褐色で、ほんのりとした甘みがあります。甘味成分として含まれる「フィロズルチン」と「イソフィロズルチン」は、ショ糖の400〜800倍、サッカリンの約2倍の甘さがあります。生葉は苦いですが、乾燥させると甘味が出ます。苦味成分としてタンニンを含みますが、カフェインは含みません。

 

アマチャ Agata Japan https://vn.agatajapan.com/

 

奈良時代は香水をかけていた

日本に花祭りが伝来した奈良時代は、甘茶ではなく、5種の「香水(こうずい)」をかけていました。甘茶をかける習慣は、江戸時代に広まりました。花祭りの日、寺院では灌仏盤に注がれた甘茶を振舞います。これを飲むことで、延命長寿、健康祈願、病気平癒などのご利益があるとされています。

 

墨をすって虫よけに

かつては、この甘茶で墨をすり、四角い白紙に「千早振る卯月八日は吉日よ 神下げ虫を成敗ぞする」と書いて、玄関や柱などに逆向きに貼り、虫よけのおまじないにする風習もありました。

 

http://blog.canpan.info/shikioriori/

 

お神酒の代用

「御法楽」という神社での祈祷を受けた甘茶の茶葉には「天茶」という称号が付けられます。長野県の佐久地方では、天神祭や道祖神祭などで、天茶をお神酒の代わりとして使う風習があります。

 

生薬としての甘茶

日本薬局方では、甘茶は抗アレルギーと歯周病に有効と記載されています。

 

甘茶 http://www.u-kuukan.net /content/files/K/kitagawadc /blog/

 

 

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