多肉植物とサボテン – 多彩な色や形を楽しむ

 06/09/2018 : 329 Views

食用  身近なところでヒモサボテン属のドラゴンフルーツ、またウチワサボテン属のトゥナという実などが果物として食べられます。また、ノパルと呼ばれるウチワサボテンの若い茎節は、野菜として料理などで使われます。ミネラルやビタミンを豊富に含むノパルは、メキシコでは昔から栄養価の高い食物として珍重されてきました。また、糖尿病、二日酔い、便秘、日焼けによるシミ予防などの民間薬としても使われています。

 

宗教儀式  乾燥させたペヨーテを噛んだり、煎じて飲んだりすると幻覚作用や高揚感を得られます。アメリカ・インディアンの一部の部族は、ペヨーテ・ミーティングと呼ばれる儀式の際に使います。夜から明け方にかけて行われる儀式では、呪術師がペヨーテを切り分け、水を飲みながら食べたり、お茶にして飲まれたりします。

 

 

レイン・スティック

 

楽器  南米のチリやペルーでは、柱サボテンの木状の芯でレイン・スティックという楽器が作られます。空洞のある芯にサボテンの刺を突き刺し、空洞に多くの小石を入れたもので、傾けると小石が刺に当たり、雨のような音が出ます。

建築材やランプシェード  アルゼンチン北部のウマウアカでは、サボテンの芯を建築材やランプシェードに加工して使用しています。

 

柱サボテンの芯

フェンス  メキシコ南部のオアハカ州では、成長した柱サボテンをフェンスとして使用しています。

蓄音機の針  「ソーン針」と呼ばれる蓄音器の針には柱サボテンの刺が使われています。鉄の針ほどレコードを傷めず、竹の針よりすり減りにくいという特長があります。

 

鑑賞用、食用、生薬にもなる万能植物、アロエ

アロエは、ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物の総称です。

500以上の種類があり、南アフリカからアラビア半島まで広く分布します。特に、アフリカ大陸南部とマダガスカル島に多く見られます。アロエ属で最も大きくなる品種はアロエ・バーベラエ。高さは18mにもなります。花茎は三叉に分かれ、ピンク色の花をつけます。最も小さい品種はアロエ・ディスコイングシーで、成長しても数センチの大きさにしかなりません。 昔は「ろかい」と呼ばれていた  アロエが日本に伝来したのは鎌倉時代と言われており、江戸時代には薬用として広く使われるようになりました。昔の日本では、アロエの「ロエ」を「蘆薈」という漢字にし、漢字の読みがなの「ろかい」と呼ばれていました。琉球方言では、中国風の発音で「どぅぐゎい」と言いました。

 

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ΨΨΨ代表的なアロエの種類ΨΨΨ

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アロエベラ 葉肉が食用として使われます。葉は長く、中心から成長していき、成長に伴って外側が枯れていきます。花は黄色で、寒さに弱い性質です。ヨーグルトに入れたり、刺身で食べられたりします。

キダチアロエ 「木立ち」という名は、茎が伸びて立ち上がりながら枝になり、成長に伴って多数に分かれることから来ています。暖かい場所では、冬に赤みがかったオレンジ色の花を咲かせます。葉の外皮は苦いですが、内部にあるゼリー質の葉肉が食用になります。キダチアロエの葉肉には健胃、便秘改善効果があると言われています。外皮を除いた葉を患部に貼ることで、傷や火傷の治療にも使われます。ドイツの薬用植物評価委員会「コミッションE」は、アロエの葉の柔組織にある粘性の部分は、痛み、火傷の外用治療に有効であると示唆しています。

 

キダチアロエ

アロエノビリス 「不夜城」とも呼ばれるアロエノビリスは、緑の葉の縁に明るい黄色の鋭い刺をつけます。中心から茎が伸び、はたきのような形の赤い花を咲かせます。 ☆アロエサポナリア やや薄い色の緑の葉には鱗のような白い斑があり、和名は「明鱗錦(めいりんにしき)」といいます。また、厚みのある葉をすり潰して水を加えると泡立つため、「シャボンアロエ」とも呼ばれます。

 

その他、ハワイで見かける多肉植物

エケベリア

ロゼット状の花型の葉が特徴です。大きさは、品種によって5〜40cmと幅があります。丈夫で育てやすく、園芸の初心者に向いている植物です。

エレガンス 丸みがあり、バラの花のような形をしています。種類によって、花を咲かせたり、紅葉したりといった変化を楽しむことができます。

ギョクセン(玉扇)

小さな積み木を並べたような形の厚い葉が特徴です。切ったように真っ直ぐな葉先は、土に埋まったままも光合成ができるよう、光を取り込むレンズの働きをしています。

リトプス

コーヒー豆のような2つに別れた葉形が特徴です。緑、茶、赤、青、黄色など実にさまざまな色があり、また模様も変化に富んでいます。1年に1回、外側の古い葉が枯れ、中から脱皮をするように新しい葉が展開します。

 

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