Cool Japan! 世界が注目! 日本の漫画、アニメ文化、アニメコンベンションって一体なに?

 09/04/2017 : 497 Views

ハワイのカワイイ・コンの様子

 

 

2017年4月7〜9日までハワイコンベンションセンターで行われたアニメコンベンション「Kawaii Con」。コスプレをした若者たちが大集合して盛り上がる様子を横目に眺めながら、アニメコンベンションって一体なにが行われているんだろう? と思っていた方もいるのではないでしょうか。日本ではサブカルチャーだったアニメが、今では世界的に認められるメジャーポップカルチャーに成長。今回は、このアニメコンベンションがアメリカで一体どのように始まったのか、ご紹介しましょう。

 

アニメコンベンションの概要

アニメコンベンションは、日本のアニメ、漫画、ゲーム、日本の文化などがテーマになったイベントです。大抵、コンベンションセンター、ホテル、大学のキャンパスなど広い場所が会場です。  

通常、週末に行われるアニメコンベンションの期間中は、オープニングセレモニーに始まり、ゲストによるパネルディスカッションなどの様々なワークショップが3日間行われ、そのほかにもコスプレ大会やコンサートなど、ファンによるファンのためのコンベンションといった感じです。

 

アメリカでアニメコンベンションが始まったのはいつ頃?

アニメコンベンションはもともと、東京で行われているコミケ(コミックマーケットの略語)という、ファンによる漫画や同人誌を売り買いするファンイベントがベースになっています。コミケはもともと1975年に始まり、初年度の動員数は700人ほどでしたが、近年では50万人以上が集まるモンスターイベントに大成長。その流行が世界に拡散し、80年初期からアメリカのあちこちで小規模ながら開催されるようになりました。  

一般的には、1990年にテキサスで行われたProject A-konが、アメリカ初と言われていますが、テキサス州では1983年にはYamatoConというコンベンションが行われていた記録もあり、どのコンベンションが初だったかは確定されていません。  

その後、全米のあちこちの州でアニメコンベンションが開催されるようになりました。最初の頃は動員数が数百人レベルだったのが、サンノゼで開催された1991年のAnimeConでは動員数が1000人を超えました。その後、1992年にカリフォルニアでアニメエキスポというアニメコンベンションが開催されるようになり、このイベントが全米で最大規模のアニメコンベンションになりました。ゲストに声優、アニメーター、漫画家、アニメスタジオの代表などが招待され、アメリカ人だけでなく、日本からのトップ声優や漫画家なども多くゲストとして招待を受けます。  

またアニメのタイアップソングを担当している日本の歌手やバンドも大人気なので、そういった日本の有名ミュージシャンをゲストとして呼ぶことも。通常、入場料を払った人たちは追加料金なしでライブ鑑賞できるので、動員数が数万人を超えてマンモス化することも。

PUFFY、TM Revolution、モーニング娘、倖田來未、Chemistryといったビッグネーム達もこういったアニメコンベンションで過去にライブを行っているのです。  

アメリカの声優の中には全米のアニメコンベンションにゲスト参加するだけで生計を立てている人たちもいるくらい、アニメコンベンションは全米のあらゆる州で、毎週末のように開催されているのです。

カワイイ・コン

 

アニメコンベンションはアメリカ以外でも!

アニメコンベンションは90年代になると、アニメ好きの多いヨーロッパの国々でも開催されるようになりました。94年に開催されたロンドンでの1日限定のアニメコンベンション、AUKconをきっかけに、スペインのバルセロナでSalon del Manga de Barcelonaというアニメコンベンションが1995年に行われ、ヨーロッパでは最大のアニメコンベンションの一つとして今も開催されています。  

その他、フランスのパリでのJapan Expoもヨーロッパの中で規模が大きいイベントの一つです。その他にもアジア、北南米、ヨーロッパなど、世界中でアニメを讃えるイベントが開催されています。  

アニメコンベンションのスケジュールを網羅したウェブサイト。同じ週末にいくつもアニメコンベンションが開催されているほど増えています。実際、ウェブに掲載されないものも多いので掌握しきれないほど多く開催されています。

http://www.upcomingcons.com/anime-cons

http://animecons.com/events/

 

アニメコンベンションの運営の仕組み

アニメコンベンションはもともと学生たちが趣味で始めたファンによるNPO主催、ノンプロフィットのイベントでした。アニメコンベンションの入場料などによる収入はかなりの額に及び、その収入は会場を抑えたり、ゲストを呼んだりする運営資金に使われますが、基本的にほとんどのスタッフがボランティアの学生なのが特徴です。  

ボランティアの学生は、イベントの手伝いをすることによりアニメコンベンションに無料で入場できたり、自分の憧れのゲストのアテンドで一緒に時を過ごせるといったことから、ボランティアになりたいという人たちがたくさん集まってきます。ですから、大規模なイベントでもスタッフ確保にはあまり困らないといいます。  

ほとんどのイベントがNPO団体登録をしており、どのアニメコンベンションも大抵、どこかのチャリティ団体の寄付をしています。そのため、イベントのゲストからも寄付用のアイテムを募っています。  

最近ではNPOでなく営利コンベンション、企業コンベンションなども少しずつ増えてきています。

 

日本のコスプレとアメリカのコスプレの違い

日本の場合は、会場やエリアによって写真撮影が禁止されていることが多かったり、コスプレイヤーよりカメラマンの数の方が圧倒的に多いのですが、アメリカはその辺が大変自由。カメラマンよりも圧倒的なコスプレイヤーの数も多いです。もともとハロウィーンでコスプレをすることに慣れているからか、軽いノリでコスプレをして参加する人も多いです。

日本の場合は、完璧にそのキャラクターになりきる「完コス」の人が多いので、そのクオリティーも高いのですが、アメリカ人の場合は、意外と中途半端なコスプレをしていてもお笑いのネタとして許されてしまうので、変なプレッシャーはありません。また女性の場合は、日本のコスプレイヤーよりも露出度が確実に高いので、男性は目のやり場に困るかもしれません。  

アメリカの場合、ホテルが会場になることもあり、一般のお客様と一緒になることも多々あります。アニメキャラクターでサムライ、武器をもつコスプレイヤーはその武器の安全確認が事前に必要です。  

そして最後に、日本とアメリカの最大の違いは、アニメ専門のコスプレショップが日本のように存在しないこと。ハロウィーンの仮装ショップはありますが、日本のアニメキャラクターの専門店は稀なので、コスプレイヤーたちは自分たちでアイデアを絞って、コスプレを手作りします。裁縫がどんどん上手になって、女性のコスプレイヤーたちは、その後、一般ブランドなどでデザイナーとして活躍する人たちも少なくないようです。

 

☆☆ アメリカ人に受ける!  日本のアニメキャラクターの代表的な作品は?☆☆

Naruto

ドラゴンボール

北斗の拳

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