神社のお祭り&日本三大祭り

 10/23/2017 : 937 Views

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山鉾行事の中で、32基の山鉾が通りを巡る「山鉾巡業」は祇園祭のハイライトです。山鉾巡業が行われるようになったのは鎌倉時代末期で、最も古い記録は1321年(元亨元年)7月の花園天皇の日記『花園天皇宸記』にある「鉾衆の周りの鼓打たちが風流な舞曲を演じた」という記述です。室町時代(1336〜1392年)、八坂神社の氏子地域で、町ごとに作られた山鉾が通りを練り歩く「山鉾巡業」が行われるようになりました。

 

天神祭(大阪)

大阪天満宮(PhotoAC)

 

「天神祭」は大阪市北区にある神社、大阪天満宮の祭礼で、藍染祭、住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つに数えられています。毎年7月24日と25日に行われ、数千人が参加すると共に、130万人もの人々が祭を見に訪れるという大祭です。大阪天満宮に祀られている学問の神様、菅原道真公に大阪の繁栄を見てもらうと共に、さらなる繁栄を祈りながら船や神輿が氏子の町々を巡ります。

 

歴史

天神祭が始まったのは、天満宮が鎮座してから2年後の951年(天暦5年・平安時代)。大阪天満宮近くの川から神鉾を流し、それが流れついたところに「御旅所(おたびしょ)」を設けて禊を行いました。その際、氏子たちが船を仕立てて神鉾を奉迎したのが祭の始まりです。

 

【お祭り用語(3)御旅所(おたびしょ)】

御神体を乗せた乗り物が休憩する場所や、その目的地を「御旅所」といいます。

 

主な神事と祭事

●船渡御(ふなとぎょ)  

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「船渡御」は、神輿を乗せた捧安船(ほうあんせん)や催太鼓船(もよおしだいこせん)など、100隻以上の奉迎船が航行する船行列です。951年、神鉾が航路をたどって御旅所に向かう際に、氏子たちが船を出して奉迎し、その奉迎の船の列にさらに別の船が加わり合流するという形で、徐々に規模の大きい船行列となっていきました。  

現在では、船の上の神様に氏子や市民の暮らしを見てもらいながら繁栄と平和を祈願する「水上祭」も同時に行われています。船私御の終盤には、川の両岸から約3000発の奉納花火が打ち上げられ、水面と船を照らし出します。天神祭の一番の見どころです。

 

(日刊サン 2017. 10. 8)

 

【参考サイト】 

福島県神社庁 <fukushima-jinjacho.or.jp> 

まつりーと<matsuri-sanka.net> 

日本全国「三大祭」ガイド<3matsuri.com> 

平成29年神田祭特設サイト <kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/about>

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