お月見と月の雑学

 10/02/2017 : 2324 Views

【ラオス】足で米をつくおばあさん

【モンゴル】犬 ― 嘘をつくと、その犬が吠える。

【インド、南アメリカ】ワニ

【中東】吠えているライオン、ライオンの尻尾

【北欧】椅子に座って読書をする横向きのおばあさん、水の入ったバケツを運ぶ男女

【東欧】髪の長い女性の横顔

【南欧】片腕のカニ

【オーストリア】男性の顔 ― 月にはその男性が住んでいて、明かりを点けたり消したりしている。

【ドイツ】薪を担ぐ男性

【オランダ】悪行をはたらいた罰として月に幽閉されている男性

【カナダ】バケツを運ぼうとしている少女

【アメリカ】人の横顔、トカゲ、ワニ

【南米】ロバ

宇宙教育センター(https://edu.jaxa.jp/campaign/moon2014/)

 

月の説話

「ジャータカ」―インド発祥の月のウサギの説話

この説話は、平安時代末期に記された『今昔物語集』にも記されています。

 

昔々、サル、キツネ、ウサギが山を歩いていると、力尽きて倒れている老人に出会いました。この老人を助けるため、サルは木の実を集め、狐は川で魚を捕って老人に食べさせました。しかし、ウサギは何も採ってくることができませんでした。  

そこでウサギはサルとキツネに火をおこしてもらい、自分を食べてもらうため、その火の中に飛び込みました。それを見た老人は本当の姿である帝釈天の姿を現し、この行いを後世に伝えるためにウサギを月に昇らせました。月のウサギの周りにある影は、ウサギが火に飛び込んだ時の煙と言われています。  

サルは月、キツネはシリウス、ウサギは金星、老人は冬至の太陽を表しているという解釈もあります。

 

ハワイの神話 月の女神「ヒナ」の説話

マウイ島に暮らすヒナは、家族との諍いや、日々カパ(樹皮を打って伸ばし作られる布)を作る生活に疲れていました。  ある日、ヒナはひょうたんでつくった入れ物に気に入りの日用品を詰め、マウイ島から逃げ出しました。引き止めようとしたヒナの夫が、彼女の脚をつかんで引きちぎってしまいましたが、それでもヒナは逃げ出すことに成功し、虹の道を登って太陽まで行きました。  しかし太陽は熱すぎて長くいることができなかったため、翌日の夜、再び虹の道を渡って月へ向かい、そこで暮らすことにしました。  ヒナは今も、月で穏やかな日々を送っています。

月で暮らすヒナ (paltalk@pintarest)

 

満ち欠けで変わる月の呼び名

月の呼び名

朔(さく) 新月
繊月(せんげつ) 日が暮れて間もない時、うっすらと明るい空に浮かぶ月。細く、繊維のように見えることから。 別名「二日月」。
三日月(みかづき) 朔の後、初めてよく見える月という意味で「朏(ひ)」ともいわれる。
上弦の月(じょうげんのつき) 夕方、まだ明るい空に出る半月。月の上側の形が弦を張った弓のように見えることから。 別名「弓張り月」「弓月」。
十日夜の月(とおかんやのつき) 上弦の月の欠けた部分が、少し盛り上がった形。
十三夜の月(じゅうさんやのつき) 満月の次に美しい月の形とされ、平安時代には月見の宴が開かれた。
小望月(こもちづき) 望月(満月)の前の夜の月。近いという意味の「幾」に望と書いて幾望(きぼう)とも呼ばれる。
満月(まんげつ) 満月は日没とともに東の空に昇り、夜明けとともに西の空に沈む。別名「望月」「十五夜」。 満月以降、月の出る時間は1日につき約50分ずつ遅くなる。
十六夜(いざよい) 満月の翌日の夜の月。満月よりも遅く出てくる月なので、ためらうという意味の「いざよい」 と呼ばれる。満月が既に終わった後の月という意味で「既望(きぼう)」とも呼ばれる 。
立待月(たちまちづき) 日没後、月の出を立ちながら待っているうちに、やっと出てくる月。
居待月(いまちづき) 月の出を立ちながら待つには長いため、座って待つという意味。
寝待月(ねまちづき) 月の出を座りながら待つには長いため、寝ながら待つという意味。別名「臥待月(ふしまちづき)」。
更待月(ふけまちづき) 月の出がさらに遅くなり、夜更けに昇るという意味。
下弦の月(かげんのつき) 上弦の月のは逆に、月の下側の形が弦を張った弓のように見えるという意味。
有明月(ありあけづき) 夜明けの空に昇る月。「有明」は夜明けという意味。十六夜以降、新月までの月をまとめて 有明月と呼ぶこともある。
三十日月(みそかづき) 新月前後の月。月がこもって見えないという意味で、晦(つごもり)とも呼ばれる。

 

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